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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2001年02月13日

花組芝居『かぶき座の怪人』02/13-25全労災ホール/スペース・ゼロ

 初日、拝見してまいりました~。私、花組芝居初めてだったんです♪男優のみの劇団で、歌舞伎をもとにした作品など多く上演されてます。本格的です。

 ・・・・すごかった。新感線か、花組か、って感じですね。舞台も衣装も照明も豪華絢爛でした。歌舞伎(と呼んでおきます)もすごい。

 座長の加納幸和さんは、他の劇団やプロデュース公演に客演されるのをよく拝見していたのですが、やっぱりご自分の劇団の本公演が一番なんだろうなーと思いました。水を得た魚って感じ。ものすごく女性らしかった、というか、女性にしか見えなかった。あ~・・・思い出すだけで切なくなってくる!!

 私のお気に入りはグローブ座・カンパニー「十二夜」「リア王」ですごく素敵だった植本潤さん♪やっぱり超キュートでお上手でした。
 桂憲一さんは、ラッパ屋「ヒゲとボイン」や泪目銀座「夢から覚めても」の時とは全然違うイメージで、すごくセクシーでした。ファンになっちゃったっ。

 今回は再演なんだそうですが、脚本が大幅改定。3時間の大作です。なんと、泪目銀座の作・演出家の福島三郎さんと加納さんの合作なんです!もー・・・福島さんにまたまたホロリとさせられてしまいました。

 とってもよくできた脚本と芸のしっかりした役者さん、妥協の無い衣装、舞台装置、小道具。こりゃ無敵ですな。

 花組芝居 : http://www.hanagumi.ne.jp/

Posted by shinobu at 2001年02月13日 23:49 | TrackBack (0)