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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2001年03月01日

MONO『なにもしない冬』02/28-03/04ザ・スズナリ

 MONO第27回公演ということで。私は去年の「錦鯉」@中野ザ・ポケット以来2度目のMONOです。

 とある片田舎に興行に来たへなちょこサーカス一座のお話。いやー・・・・・笑った。ちょうどいい加減に緊迫した。しんみりとして、ちょっと元気が出た。

 きれいなんですよね。空気も言葉も。劇場空間すべてが。ここがスズナリだってことを忘れちゃうぐらい。すごく澄んでるの(スズナリさんごめんなさい)。

 土田英生さんの脚本は最高です。短くてたわいも無いセリフの中に、感情が優しく編みこまれている感じ。

 役者さんめちゃくちゃ上手いですよねー。前回の役柄と皆さま全然違う感じで。リラックスしているのに密度は高い。特に誰かれが目立つわけでもなく、一人一人がお芝居の中に溶け込んでそれぞれがその舞台の一要素になっているような。つまり、完成してるんですよね。

 お芝居自体や役者さんもとても魅力的なのですが、なんといってもMONOという劇団を好きになります。

 次に東京に来られるのは5月と9月中旬だそうです。全くもってうれしい限り♪

作・演出:土田英生 
出演:水沼健・奥村泰彦・尾方宣久・金替康博・土田英生・西野千雅子・増田記子
劇団MONO : http://www.nk.rim.or.jp/~mono/


2000/12/15 ≪ひとことモノローグ≫

お薦めお芝居の情報です。

12月17日(日)前売り開始!

2001年2月28日(水)~3月4日(日)
 (京都公演は2月3~4日、神戸公演は2月10~12日です。)
MONO(もの)第27回公演
 「なにもしない冬」
 @下北沢ザ・スズナリ
 前売3000円 当日3300円 (日時指定・整理番号付き自由席)

作・演出の土田英生さんは、宮本亜門 演出の「BOYS TIME」や
サンサル・プロデュース「花」(吉田日出子 主演)などの脚本を手がけています。
役者としても最高にステキ♪

MONOのHP : http://www.nk.rim.or.jp/~mono/

Posted by shinobu at 2001年03月01日 15:06 | TrackBack (0)