2001年05月25日
ロリータ男爵『タナベさんが火を出した』下北沢駅前劇場06/20-24
主宰の田辺茂範(たなべ・しげのり)さんが今年3月末にボヤを出してしまったこと(実話)をネタにしたオムニバス・コント集でした。緊急チャリティーイベントということで、田辺さんへの募金活動もあり。
今まで観たロリータ男爵の公演の中で(と言っても3度目なんですが)一番面白かったです。笑った笑った、参加した、募金した(笑)。
まず、2時間40分もの長時間(もちろん休憩なし)、ざぶとん桟敷席で楽しめたのはすごいと思いました。客いじりがメインか?と思うぐらい大胆に劇場全体を使って遊びがあったのですが、全然不愉快じゃなかったのは、役者さん達が皆さん達者だったからなんですよね。
ロリ男(ろりだん)の売りである『へなちょこミュージカル』もあったのですが、へなちょこ加減が前よりもずっと際立っていたので、独自の世界だなと認めることができました。
コントの間をつなぐ映像が、最終的にはちゃんとつながってオチがついたところは、ホントのとこ、ちょっと悔しかったです。「やられらな~」と思いました。
正直なところ期待していなかったんですよね・・・チケット取るのもためらってたし・・・。でも、行ってよかった~っ♪田辺さんってやっぱり力のある人だなーと思いました。
ロリータ男爵 : http://webs.to/lolidan
2001年05月17日
MONO『その鉄塔に男たちはいるという』05/16-20ザ・ポケット
私は遅ればせながら去年からのMONO(もの)大ファン。この作品は第6回OMSプロデュースでの戯曲賞大賞受賞作品で、再演です。⇒舞台写真
期待に満ち溢れた心持ちで勇んで訪れた中野の劇場。開場後のドキドキわくわくの30分間。そして待ちに待った開演!
・・・・・つまんなかった・・・泣きそうになっちゃった・・・・。
なにしろ一番良かったのはオープニング。(→ネタバレあり感想へ)その後は最初のセリフをきっかけに、どんどん落ちて行くばかり・・・。退屈だしイライラするし劇場は寒いしお尻が痛いのが気になるし。物語の世界に全く入って行けませんでした。
前回の「なにもしない冬」に似ていたのも飽きが来た原因だったと思います。痴話げんかのシーンがいっぱいあったのですが役者さんの組み合わせも一緒だし、口論の仕方も内容もほぼ同じだし。・・・・期待し過ぎって本当にだめですね。
MONOの作品としては私、好きにはなれませんが、他の様々な小劇場系お芝居と比べたらもちろん観る価値有りです。舞台装置も音響も照明も役者さんもすごいし。品があるし。目の付け所がさすがだし。
スタッフの方々の対応がとてもテキパキしていて優しくて嬉しかったです。
作・演出:土田英生
出演:水沼健・奥村泰彦・尾方宣久・金替康博・土田英生
MONO公式HP : http://www.nk.rim.or.jp/~mono/
扇町ミュージアムスクエア : http://www.oms.gr.jp/
≪ネタバレ感想≫
オープニングは本当に良かったですぅ・・・。物悲しげで軽いリズムの音楽が大きめの音で長い間かかっていて、だんだん照明が落ちていって真っ暗になると、いきなり爆発音。
ヒューーーーーー・・・ドカァン!!!
繰り返し爆発音を長く聞かせてゆっくりフェイドアウト。そして遠くのセミの鳴き声とすり替わり、共にじわ~っと舞台が明るくなるのですが鉄塔の周りにうっそうと茂る木々を蒼い月明かりが照らすだけ。まさに月影という感じ。舞台面はほぼ真っ暗で影しか見えない。そこで最初のセリフ。
「もう寝た?」・・・。
かっこ良かった~・・・。戦場でたった一ヶ所の、平和で日常の空気が流れる場所、という設定がよく伝わりました。
テーマ曲だったかどうかは忘れたのですが、一曲だけのこぎり楽器を使っていたと思うのですが、それがとても良かったです。しっとり滑らかで優しくて、でも憂いがあって。
MONO公式HP : http://www.nk.rim.or.jp/~mono/
2001年05月15日
シベリア少女鉄道『今、僕たちに出来る事。あと、出来ない事。』中野テルプシコール05/11-13
チラシのビジュアルや公演名などが私の好みではなかったので今まで観に行くのを渋っていたのですが、小劇場系の演劇評論家さんたちにあまりに評判が良いので観に行きました。
作・演出の土屋亮一さんは24歳。シベリア少女鉄道という劇団ではこの作品で3作目ということです。かなり若い人たちの新しい劇団ですよね。
うーん・・・アイデアは確かに面白かったです。一つここで紹介いたしますと、役者の変わりに人形が出てくるんです。ファービー人形やガンプラ(シャア専用ザク)等がしゃべるの。それに向かって役者がまともに受け答え。相当ヘンですよ。面食らいます。
また、ストーリーがあるお芝居だったことが嬉しい驚きでした。しかも主張もしっかりしていて結構のめりこめる物語設定で。「ええ、勝手にします。誰にどう言われようと。僕はやります。絶対に。」というセリフが良かったなー。こういう若くてストレートで元気な言葉ってなかなか出会えなかったから。
でも・・・全て意図的だったのでしょうが、棒読み演技や段取りのへなちょこさ、舞台装置のちゃちさ加減などはやっぱりつらいですよ。あれじゃー大人は観に行かない。私も次回は渋るかも。狙っている客層が狭すぎるんじゃないかなー。えらそうな言い方ですが、「もったいない」と思いました。
シベリア少女鉄道HP : http://shinjuku.cool.ne.jp/siberia/
劇団M.O.P.『黒いハンカチーフ』紀伊國屋サザンシアター05/11-17
劇団M.O.P.(エム・オー・ピー)は作・演出のマキノノゾミさんが主宰する大阪出身の劇団です。と言ってももう東京に来られて長いんですよね。役者さん達もどんどんTV出演されたり他劇団客演されたり。今回は第36回公演で約1年ぶりのM.O.P.新作でした。
面白かった~・・・痛快!!
ハリウッド名画の「スティング」のような詐欺師モノ(コン・ゲーム)なんです。舞台は昭和33年の日本、東京は新宿。詐欺師チームが数年ぶりに再結成して悪玉政治家をだまします。
マキノノゾミさんってほんと、すごいなー・・・。劇団青年座『赤シャツ』も彼の作品で、マキノ作品同時上演@新宿、という状態。両方スゴイです。面白いです。プロです。
あと、舞台美術がMONOの奥村泰彦さんなんですね。役者としてもスゴイ人なのに舞台美術家でもあるんだ・・・・スゴイ人がここにもいた。
看板男優の三上市朗さんのワークショップを受講していた友人の紹介で行ったので、観劇後に三上さんにご挨拶できました。めちゃシブな上にめちゃ優しい人。こんな人が素晴らしい演技をするんだなー・・・。
私は5月14日(月)に観に行ったのですが、客席がすごかった・・・!(有名人がいっぱいでした)
劇団M.O.P. : http://www.g-mop.com/
2001年05月13日
新国立劇場『夢の裂け目』新国立劇場 小劇場05/08-30
新国立劇場 小劇場で「時代と記憶」をテーマに新作を発表するシリーズの最後を飾る、井上ひさしさんの書き下ろし新作です。舞台写真はこちら。
東京裁判モノのミュージカルなんです。主人公は紙芝居屋さんの主(あるじ)。なんかおかしいでしょ。ホント、可笑しいの♪
笑って、微笑んで、泣きました。面白いストーリーだし、素晴らしいセリフばかりだし、笑いもエイジレス&グローバルだし。役者さんもいぶし銀な感じのプロばかり。(角野卓造、三田和代、キムラ緑子、藤谷美紀など)
でも、一番感動させられたのは演出です。たとえば、張り詰めた空気に支配されるべきところを歌や照明で緩和させたりして、あくまでもエンターテイメントとしてのお芝居の形をとり、観客を守ってくれる、とか。またその反対もしかり。
うー・・・完全に降伏でした。私。ただ、一人の観客、一人の人間として感動いたしました。その非凡な美的感覚と熟練の技と深く寛大な心に。
さすが栗山民也さん(現・新国立劇場 芸術監督)です。「お芝居は演出次第」という言葉は彼のためにあるのだと言いたくなるほど、そのセンスと技術は群を抜いていると思います。日本人離れしていて、誰よりも日本人で。
残念なことにチラシのビジュアルが全く内容に合っていません。あれじゃ怖~い戦争モノみたい。だからまだ空席があるんですよね。すごい作品なのに。違うんですよっっ。笑えて感動できる最先端の日本製ミュージカルなんです!(音楽は「三文オペラ」から拝借していますが)めちゃくちゃお薦めです。5月いっぱい上演してますから、皆様ぜひぜひ足をお運びください!
【ネタバレ感想】
今の自分について考えさせてくれる。
初心(本心)に戻らせてくれる。
共に生きていると気付かせてくれる。
観る者を映す鏡となることが出来る演劇があります。
それが演劇の力であり、人間には演劇が不可欠なんだと声高に叫びたくなる理由なのだと思います。
「学問には二つある。一つは世界の骨組みをさぐること。もう一つはそれを子供に渡すこと。」
「劇場は夢の真実を考えるところ」
登場人物のセリフとして、そして歌の歌詞として表される哲学。私は哲学、理念のあるものを観たいし感じたいと思っています。それこそが芸術には(もしかすると学問にも)必要なのだと心から思います。
今回ほど客席から学んだことはありませんでした。「東南アジアの戦地。現地の娼婦ジェニー♪あ~夢の女」というような意味の歌で大笑いしたり苦笑したりする白髪のおじい様方。
「大学教授をやっていたけれど紙を、えんぴつを手に入れるために奔走していたら、気付いた時には闇市のブローカーになっていた。」というセリフに体を捩じらせて笑うおばあ様方。
GHQの扉を開けるとその裏に巨大なアメリカ国旗の紋様の端っこだけがチラリ。
舞台奥の「普通人」だけを照らす青い、青い照明。
「劇場は夢の真実を考えるところ♪」と歌いながらコンペイトウの星が降りてくるラストシーン。
栗山民也さんが客席の一番後ろで観ていらっしゃいました。(こうやって私は演出家がどこにいるのかをチェックするのが好きなんですねぇ)
出演=角野卓造/キムラ緑子/高橋克実/藤谷美紀/大高洋夫/熊谷真実/石田圭祐/三田和代/犬塚弘
作=井上ひさし 演出=栗山民也 音楽=宇野誠一郎 美術=石井強司 照明=服部基 音響=深川定次 衣裳=前田文子 演出助手=北則昭 舞台監督=増田裕幸
新国立劇場 : http://www.nntt.jac.go.jp/
2001年05月09日
シアターナインス『夏ホテル』04/30-05/27パルコ劇場
歌舞伎役者の松本幸四郎さんが立ち上げたシアターナインスの第4回公演。今回の脚本家はドラマ「ロケットボーイ」のラーメン屋の店長役でも強烈な印象を残した(笑)、岩松了さんです。翻訳・脚本・演出家なんですよね。岸田國士戯曲賞や日本アカデミー賞なども受賞されています。
松本紀保(まつもと・きお)さん、松たか子さんとその父、幸四郎さんの家族競演。長男の市川染五郎さんは今回はお休み。パンフレットには彼の文章と4人一緒の写真が載っていました。・・・すごい家族だなー。
私は岩松作品が苦手な方なのですが、予想外に、面白かったです。ラスト近くの見せ場では泣かされてしまいました。もしかしてこれは、岩松さんの罠にすっかりはめられた、のかな・・・?くやしっ。
一人一人の役者さんが力のある方々だったから、というのもあるかとは思いますが、なんだか、とっても、バラバラでした。それが全てあのシーンのための布石だった・・・??それにしてもひとつのお芝居としての一体感がなさすぎだと思いますねー・・・。
あと、松本幸四郎一家という枠組みが最後まで頭から離れてくれませんでした。
松本幸四郎さん。大きかったです。体も存在感も。ちょっと怖いくらい。歌舞伎口調というのか、のどを使った特徴のある発声はちょっと耳につくともありました。
松たか子さん。私が今まで観た中では一番良かったですね。とうとうおみ足を拝見(笑)。意地悪な感じとかが自然でした。セリフが一番よく通って意味もはっきり聞こえました。
松本紀保さん。役が彼女の性格には合ってないんでしょうねー。単にハマってませんでした。優しい人なんだろうな。それにしても足がめちゃくちゃきれい!白くて細くて・・・見とれてしまいました(笑)。
串田和美さんは誰とも対話してない感じ。いつもそうですよね。
岩崎加根子さんもなんか浮いてました。あんなオバサンいないよねって思っちゃう。
岩松了さんはスパイス的役割を果たされてました。
舞台装置については「鏡に映っているみたい」と表現されたアーチがとてもよかった。でも、その中央のライラックの木の後ろの幕は黒であってはいけなかったと思います。非常に写実的に作りこんだ舞台なのに、昼下がりの中庭から見える空が黒色なんて。
うーん・・・一言で言い表すのが難しい公演ですねー。岩松さんの脚本は登場人物が日本人らしくないですね。西洋人みたいな人ばかり。この脚本を他のキャストで観てみたい、かな。
ここからネタバレします。
チェーホフが大好きなんですねー・・・岩松さん。チェーホフ作品の翻訳・演出もされているだけあって、そこら中にチェーホフ・ネタが振りまいてありました。きっとこの「夏ホテル」自体もチェーホフ作品らしきものだったのだと思います。
実際に舞台に登場している人物以外に全く人影が感じられなかった。ドイツ郊外のホテルが舞台なのですから、他の宿泊客の匂いがしないとね。
前半75分で休憩15分をはさみ、後半が70分。全てがあのラストに向かっての確信犯だったとしたら(きっとそうなのでしょう)、長すぎたと思います。
2001年05月08日
劇団青年座『赤シャツ』05/07-15紀伊國屋ホール
夏目漱石の「坊ちゃん」を元にしたストーリーで、敵役である「赤シャツ」こと教頭先生が主役です。「そもそもこの小説は坊ちゃんの一人称で語られており、坊ちゃんの思い込みや誤解があるのでは?」と、脚本家のマキノノゾミ氏が思いついたのがこの脚本の始まりだったそうです。
坊ちゃんと「山嵐」こと堀田先生の傍若無人、無鉄砲とも言える大胆な若者の行動の裏には、大人の赤シャツの苦悩があった。「俺も無鉄砲になれたら。男らしくなれたらな~・・・。」というセリフに共感して泣けちゃいました。人間って、自分でわかっていても変われないですよね。どんなに努力してもまた逆戻りしていたり、やればやるほど深みにはまって抜けられなくなったり。
赤シャツのやること成すこと全てが裏目に出て、誰にも信じてもらえない上にますます嫌われるという設定は、とても滑稽で可笑しかったです。役者さんの演技も軽妙でよかった。
日露戦争で日本がロシアに勝った明治38年、ロシア兵捕虜がたくさんいる四国の城下町が舞台。戦争で肉親を失った人達がどんな気持ちで敵国兵と接したのか、というエピソードも素晴らしかったです。
役者さんでは「うらなり」役の五十嵐明(いがらし・あきら)さんが良かったです。素直でけなげな心に打たれました。
ストーリーは骨太で演出はビシッとスマートで役者さんは皆さんお上手。舞台装置はしっかりしてて品があって、音響効果も照明も気持ちいい。真面目に、丁寧に作られた佳作だと思いました。
ここからネタバレします。
これは賛否両論、色んな感じ方があると思うのですが、ラストシーンの赤シャツのセリフ↓
「これから10年後、100年後には私のように自分の損得しか考えない人間ばかりになるだろう。そんな世界に住みたいか?俺はいやだーーー!!」
・・・なんて率直なオピニオンでしょう。びっくりでした。
いつも他人の顔色をうかがって上手く世渡りをしていた赤シャツが初めて自分の本当の気持ちを吐露するという点では意味があると思いますが、「そんな世界はいやだ」で終わって欲しくなかったですぅ・・・。自分が望む世界を作るには、どうすればいいのか。自分が幸福に生きられるようになるには、どうすればいいのか。というところまで掘り下げて提案してくださると嬉しかったな~・・・。
劇団青年座HP : http://www.seinenza.com/
2001年05月06日
AGAPE store Vol.4『BIG BIZ』05/05-10スペース・ゼロ
松尾貴史(元キッチュ)が主宰するAGAPE store(アガペー・ストア)の第4回公演。私は初見です。
タイトルは「ビッグ・ビズ~宮原木材 危機一髪!~」。脚本は後藤ひろひと(パイパー)、演出はG2(MOTHER)です。
ゴージャス・キャストのネタ大会でした。笑えましたが、疲れました。
お芝居じゃないですねーこれは。ストーリーは中盤からやっと始まって別に何を言いたいわけでもなく。単に面白い!とか笑える!とかそれぞれの役者の芸を見る!とか。
松尾さん、さすがでした。才能&技(わざ)を確認って感じ。
松永玲子さん(ナイロン100℃)が紅1点で胸の谷間がまぶしかった。そもそも松永ファンの私は松永さんを観るためにチケットを取ったようなもの。個人HPによるとどうやら「魔性の女」らしいです。ハイ、その匂い、しました。
松永玲子「マツナガ宅」 : http://www.stage-d.com/branches/mr/
ナイロン100℃公式HP : http://www.sillywalk.com/nylon/
ジーツープロデュース : http://g2-pro.helper.to/
≪観劇掲示板時代のレビューですので、書き込み形式になっています≫
『Big Biz』書き込みありがとうございます♪
おおかたの評判は良かったけど、たまに酷評もチラホラ・・・の公演だったかな、と思います。
小林朋子さんへ
> 笑えた!笑えた!!
> 関東のお笑いと言われてもいい。
あれって「関東の」お笑いなんですか・・・? 私よくわからなくって。
お笑いって本当に色々あって種類分けとか難しくなってきてますよね。ま、笑えればいいんだけど。
> 私も松永さんの1人2役(?)ともいえる芸に圧巻されました。
> おんなじ人???と、今でも夢のようです。
変貌しましたよねー・・・。
私はチラシにもあったキレイ系の松永さんを期待していたので
最初出てきたときはかなりがっかりしました。それであの変身!で、満足♪
さくらいゆりえさんへ
> ぱっと思い浮かぶのが八十田さんの豹変したとこ、かな。
変貌パートⅡですね。あれもあざやかでしたね~っ。
> あと個人的に、新幹線の人、好き。中和剤っぽいところが。
粟根まことさんですね。
そっか中和剤かー。なるほどですー。
劇団☆新感線の本公演では小さな役しかまわってこなくなってますよね。
アイドルとかTV俳優とかが何人も出ていい役を全部取っちゃうから。
だから今回は粟根さんを満喫できて嬉しかったです。