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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2001年11月15日

韓国ハクチョン劇場『地下鉄1号線』11/15-18シアターコクーン

 韓国製ミュージカルでした。
 ものすごく複雑な気持ち・・・どういう感想を持ったらいいのか・・・・。
 箇条書きにしてみます。

 ・みなさん歌が上手い。声が本当にきれいで力強い。じーんとくるほど。
 ・皮肉たっぷりの歌詞でコミカルにソウルという都市を笑い飛ばす軽快さとエスプリが素敵。
 ・ダンスは下手だけどそんなこと気にならないライブ感とお祭り感。
 ・衣装が安っぽい。色合いは決してセンスがいいとは言えない。ちんどんやさん系。
 ・音楽は日本の80年代のポップ歌謡曲のよう。エレキギターとドラム、キーボードが主流。
 ・いかにもこれから「歌うわよっ」みたいなきっかけで歌が始まってしまう。演歌調。
 ・メイクがすごい。笑いを狙っているのか本気でやってるのかの境い目が曖昧。

 すごくかっこ良いところとめちゃくちゃダサいところが完全に入り混じって同居しているので拍手していいのかうなだれていいのかわからないところが刺激的な舞台でした。

 18日(日)までやってます。ソフトな文化衝突をご希望の方は足を運んでもいいかもしれません。客席も相当インターカルチュラルでした。私はちょうど真後ろのオジサマが芝居中にずっとおしゃべりしているのがつらかった。下ネタでウハウハ言うし。

文化村HP : http://www.bunkamura.co.jp/

Posted by shinobu at 2001年11月15日 23:56 | TrackBack (0)