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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2002年08月11日

ロリータ男爵『鎖の工場』三鷹芸術劇場08/08-11

 ロリ男、『花魔王』からずっと追いかけて観ています。私が制作をしているRel-ay(リレイ)の9月公演に出演してくださる大佐藤崇さんが所属する劇団。

 まずチラシがかなりオトナっぽかったし、劇場もデラックス。内容もかなり渋めでした。最初はかなりスローな感じでコツコツと地味に進んでいたのですが、キャッチコピーでもある「俺にはとめなきゃならないネジがある」というセリフから急激な盛り上がりを見せ、ノンストップでたたみかけるようにラストまで。渋い。

 画像と振り付けで見せるオープニング良かったな~。歌が少なかったしちょっと暗めのストーリー&設定だったからか、いつものロリ男の公演とはちょっと違う後味でした。

 看板女優の斎藤マリさんが娼婦役っていうのは驚き。少年役が多いのに。大きく劇場いっぱいに広がる美声。舞台にしっかりと立ってお芝居全体を支える大黒柱。

 大佐藤くん、カッコよかった~♪Visual系にかっこいいってのは初めてでした。細くて筋肉質な体型がGood。動きが大きく効果的なので演技もいちいち目立ちます。

 雲平くん、役者松尾マリオさん、さすがの存在感。おさえた演技が光っていました。主宰の田辺さんのファンなので田辺さんの出番が少なかったのは残念。

 三鷹は遠いですが、三鷹駅に4人集まったらタクシーで安く行けました。だんだん三鷹市芸術文化センターに慣れてきちゃった。

ロリータ男爵 : http://www.lolidan.com

Posted by shinobu at 23:48 | TrackBack