近藤美月さん(bird's-eye view)が出演されるので観に行きました。ブラジル初見です。
めっちゃくちゃ面白かった!!!
久々に「小劇場」の存在価値を再確認しました!
もー・・・・ほんっと思いっきり笑えましたし、最後はほろり・・・。狙いが思いっきり玄人です。そして、生なんです。手作業だし体張ってます。すごい!これぞ見世物。
簡単な言い方をすると(失礼だったらすみません)大人計画のような、というか。度を越した時、自分の受け入れられる許容量を超えた時、人間は笑うしかないんですよね。そういう笑いを体験しました。
2年ぶりの再演だそうで、1人以外全部がオリジナルキャスト。作・演出のブラジリィー・アン・山田さんにお話を聞くことができたのですが、今回はあくまでもエンターテイメントを目指したということです。前回公演『ロマンチック☆草津』の方がもっと濃い、コアな感じだったそうなので、今作品はブラジル初見の方にぜひお薦めだと思います。
いや、とにかく楽しかった。東京の小劇場演劇界というある意味、真っ暗闇の中に、一筋の光を見が気がしました。脚本もセリフも面白いし、なんといっても役者さんの細かな演技と壊れ方が潔いです。観客でよかった、王子まで観に来てよかった、と思えます。
早稲田の劇研つながりなんですね。双数姉妹、東京オレンジ、少年社中、チャリT企画、クリータン・クリート、みたいな。そういうコミュニティーがあるってこと自体を私はあまり知らなかったのですが、最近、よく聞きます。まあそれは小劇場経験者だからでしょうけど。その枠を越えて面白いです。ぜひ足をお運びください。
HPによると「椅子席を42席、桟敷席を約40席ご用意する予定」だそうです。桟敷はつらかった・・・ぜひお早めに劇場へ足をお運びください!
ブラジルHP : http://www.medianetjapan.com/10/drama_art/brazil/
Posted by shinobu at 2003年03月22日 17:55 | TrackBack (0)