牧山祐さんが出演されるので観にいきました。
“即興メソッド(=インプロ)を生かした集団創作を信条とするカンパニー”東京オレンジの企画公演。男優ばかりの台本芝居(=ストレート・プレイ)でした。初演は1991年。
『黄色いリボン』はイエローなんちゃら社が開発した『リボン』という名の強力なミサイルのお話。湾岸戦争時代の日本およびイラク、クェート周辺を舞台に繰り広げられる、熱い男4人芝居でした。ほとんど素舞台でスーツに身を包んだ男達がマイムで汗びっしょりになりながら走り、しゃべりまくります。
全体的に硬かったですね。足上げ運動(?)のころからやっと本調子になられた感じで。あれは可愛いかった。最初はどうなることかと思いましたが、戦争の真っ只中に突入していくあたりから面白くなりました。10年以上経っているのにテーマがオンタイムなんて。世界はどうなってるんだか。
こういう熱い男たちって、どこにいったのかなー。今もいるのかなー。演劇の中にはけっこういるんですけどね(笑)。実社会ではねー。
私が拝見したのはA、B、CのうちのAキャスト:牧山祐 早川拓幹 林雄一郎 平野卓 だったと思います。
東京オレンジHP : http://oranje.jp/
Posted by shinobu at 2003年08月13日 20:10