『SYMPHONY』とは交響曲の意。
東京オレンジは若手劇団へと変貌と遂げつつある、とは聞いていましたが確かに若手、若手、若手。こちらが赤面するほど。
学園ものでした。真っ向から。最後まで。とにかく学園もの。文化祭とか、教師と生徒のなんちゃらとか・・・・。そんな作品だとは全く想像していませんでした。もっと実験的なものかと思っていたので。
・・・公演の目的がわからなかったです。
お得意のインプロ(即興)でもなく、かといって普通のお芝居でもなく。出演者の名前をもじった役名だし、ラストは突然本名で出ちゃうし。突然全てが無根拠に解決しちゃうし。
音楽が常に鳴っていて、ちょっとうるさかったな。場を過剰に盛り上げちゃって反対にシラけちゃう気がします。
選曲が時代遅れ。意図的にやっているとしても”若手劇団”の色を濃くするならば、的外れだと思います。例:「15の夜」by尾崎豊、「僕たちの失敗」fromTVドラマ”高校教師”、
他にもネタで”たこ八郎”とか”夢芝居by梅沢富男”とか。”千代大海”まで来るともう何が何だか不明。客層は若いはずだし、わかる人の方が少ないと思います。しのびゅは知ってるけど引きました。
音楽家とヒロインがいる後ろで4人の役者さんが一人ずつ語るところは、セリフも雰囲気も良かったです。
客演の芳賀淳子さん(エレクトロ・カーディオグラム)が一番上手いっていうのは・・・悲しい。
オープニングは”風船爆弾”でした。昔よく聞いた歌でした。誰のだっけ??
ジュン・スカイ・ウォーカーとか、ブルーハーツとかそんな色の曲です。
東京オレンジHP : http://oranje.jp/
Posted by shinobu at 2003年10月24日 17:22