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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2003年12月17日

新国立劇場バレエ『シンデレラ』2003年12/12-14, 2004年1/9-12新国立劇場オペラ劇場

 誰もが知っているペローの童話『シンデレラ』のバレエです。フレデリック・アシュトン振付版。

 装置と衣装がものすごく豪華で、それだけでも幸せな気持ちでした。と思ったらなるほど、装置・衣裳製作は英国ロイヤルバレエなんですね。本場そのものというわけです。

 基本的にリアルな絵が描かれた紗幕が場面を現す背景画になっているのですが、12時の鐘が鳴る演出が特にかっこよかったです。大きな時計が描かれた透き通る幕の後ろを、シンデレラがおののき走り回りまわるのに、こっちらもどぎまぎ。
 ガラスの靴の持ち主を探しまわる王子が、やっとシンデレラとめぐり合い、二人が互いを愛おしく見つめ合うのに感動。「ああ、あなたこそあの夜の姫君!」とセリフが聞こえるように感じるほどリアルでした。王道に完全にハマちゃいましたね。

 ただ、クラシック・バレエって実は私、ちょっぴり苦手でして・・・けっこう寝ちゃうんですよね~。ま、それでもあの世界を味わえただけで大満足です。

 「マクドナルド・スペシャルナイト」の日はなんとチケット代が半額なんですよ!これはクリスマス・シーズンの恒例行事にしたいですね。

新国立劇場 : http://www.nntt.jac.go.jp/

Posted by shinobu at 2003年12月17日 15:02