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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2004年01月23日

ビバノン『ククラチョフさんは印度人』01/22-25新宿タイニィアリス

 お友達が多数関わっているので観に行きました。
 短編コント集の合間にキーボードとギターの生演奏のある、軽いノリのステージでした。

 20代から40代であろう年齢層の広い出演者で“コント”をやるというのは独特な気がします。「ちょっと楽しくやっちゃうよ~ん」と大人が舞台で気軽に楽しんでるという感じ。お芝居が始まる前と後の両方に役者紹介があるのもそういう雰囲気をかもし出していました。

 ウルトラマンガイアをやってらした(やっている)吉岡毅志さんファンの女性の黄色い声援が客席をいやおうなく盛り上げていました。それもあってか客席は終始大ウケでしたが、私は細かいところで一人で笑ったりじ~んとしたり、勝手な楽しみ方をしました。「なんで?」で落ちになる超短編コント集が好き。特に携帯シリーズ。あぁ私って関西人だな~。全体的に社会派ブラックなネタが多かったですね。私の好みではなかったです。

 「母と息子」のコントで始まり、1時間20分ほど経ってまたその設定が現れたので「あぁこれで終わるのかな、短くって良いな」と思ったら全く終わらず、それから40分ありました。全体の上演時間としては長編コント1本分長かったかなーと思います。

 腹筋善之介さんのパワーマイムを存分に観られるのがすごくお得です。しかもタイニィアリスですから目の前なんですよ♪ いや~面白かった。すごい迫力でした。またファン度が増してしまいました。

 TVに出ている方など有名な役者さんが出演されているので豪華なお花がいっぱい届いていたのですが、なんと通りがかりにオカマさんが堂々と花を抜いて持って行っちゃったとか。おそるべし新宿2丁目。


脚本:かわら長介/沼田健/東野ひろあき 構成:東野ひろあき 演出:吉廣貫一
出演 腹筋善之介/川村黄粉/吉廣貫一/東野ひろあき/かわら長介/吉岡毅志(ウルトラマンガイア)/坪内悟/松山彗湖(ハラホロシャングリラ)
MUSIC P:赤石香喜/G:緒方義弘
STAFF 照明:榊原大輔 舞台美術:箕田英二 宣伝美術:三井雅弘(三笑堂) 制作:ビバノン・camp.03
後援:TBS R&C

ビバノン : http://homepage2.nifty.com/napyo/

Posted by shinobu at 2004年01月23日 17:44