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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2004年12月23日

ピエール風呂『第一回 山崎樹範とピエール風呂自由研究発表会(やましげとピ風研)』12/22ウエストエンドスタジオ

 山崎樹範さんと杉浦理史さん(ピエール)の、ラジオ番組を想定したトーク・イベントでした。アドリブなのか芝居なのかが微妙なところで、山崎さんのファン感謝イベントのような様相も。

 オープニング映像がこちらで見られます。いきなり音が鳴る可能性あり。内容についても詳しく書かれています。

 山崎樹範さんというと私の認識では“カムカムミニキーナの劇団員”だったのですが、今ではテレビのドラマやバラエティー番組にもよく出演されている俳優さんなんですね。フィルモグラフィーはこちら
 杉浦理史さんはbird's-eye viewの俳優ですが、「放送作家の杉浦理史です」と自己紹介されていました。俳優以外の才能を発揮する場を新たに作り出していらっしゃるようです。

 全体としては杉浦さんが色んなネタを考えて、山崎さんがそれに全身全霊かけて挑む、という感じ。トークが面白いお2人なので安心して笑わせていただけます。
 楽屋にビデオカメラを持ち込んで舞台裏用にやることを会場に中継するのは面白いですね。平井堅の「瞳をとじて」“なんちゃってPV”では、女優2人(佐藤亜紀さん&山中郁さん)を巻き込んでのおバカな熱演に、会場大爆笑でした。私も洩れずに(笑)。

 TBSラジオ後援している、かなり商業的な印象の強いイベントでした。チケットも前売りでガンガンに売り切れていたようです。小劇場、テレビ、ラジオと、小劇場の人材がつながっているのを観て、エンターテインメントの提供を仕事にしていくって、こういうことなんだなぁと感慨深く思ったりもしました。

企画・構成:ピエール風呂★杉浦理史
MC:山崎樹範(カムカムミニキーナ) 杉浦理史(bird's-eye view)
ピエール風呂内:http://www008.upp.so-net.ne.jp/pierre/huroken.htm

Posted by shinobu at 2004年12月23日 20:57 | TrackBack (0)