2004年01月11日
2003年しのぶの観劇ベストテン
2003年は多くの良い作品にめぐり合えたようで、ベストテンまで絞るのが大変でした。とても幸せです。
2003年の観劇数は、私の今までの年間観劇数の中で最多の261本でした。
それでは、『しのぶの演劇レビュー』リニューアルオープン記念♪
「2003年しのぶの観劇ベストテン」の発表です!!
■芝居■
①新国立劇場演劇『浮標(ブイ)』02/19-03/7新国立劇場 小劇場
②八月納涼歌舞伎『野田版 鼠小僧』08/11-27歌舞伎座
③コクーン歌舞伎『夏祭浪花鑑』06/2-26シアターコクーン
④俳優座プロデュース『高き彼物(たかきかのもの)』09/1-6俳優座劇場
⑤新国立劇場演劇『マッチ売りの少女』04/8-27新国立劇場 小劇場
⑥ホリプロ『法王庁の避妊法』12/11-28世田谷パブリックシアター
⑦ク・ナウカ『マハーバーラタ』11/4-16東京国立博物館東洋館地下1階
⑧燐光群『象』07/3-24梅丘BOX
⑨MONO『京都11区』08/29-09/1紀伊国屋サザンシアター
⑩RUP『つかこうへいダブルス2003「飛龍伝」』11/27-12/7青山劇場
※次点 青年団『隣にいても一人』05/8-11、06/18-22こまばアゴラ劇場
■演出■
栗山民也
(新国立劇場演劇『涙の谷、銀河の丘』05/13-25新国立劇場 中劇場)
■男優■
曽世海児(StudioLife)
(StudioLife『OZ(オズ)』06/4-18シアターサンモール
クリオネプロデュース『SLEEPLESS』07/8-13青山円形劇場
Studio Life『LILIES』09/10-23紀伊国屋ホール
G2プロデュース『止まれない12人』12/10-23スペース・ゼロ
■女優■
寺島しのぶ
(新国立劇場演劇『マッチ売りの少女』04/8-27新国立劇場 小劇場
新国立劇場演劇『世阿弥』11/27-12/21新国立劇場 中劇場)
■脚本■
永井愛
(青年座『見よ、飛行機の高く飛べるを』01/22-26本多劇場
青年座『パートタイマー・秋子』06/5-15紀伊国屋ホール
新国立劇場演劇『ゴロブリョフ家の人々』06/18-07/6新国立劇場 小劇場)
ニ兎社『萩家の三姉妹』10/11-19世田谷パブリックシアター
RUP『月影十番勝負第八番「ダブルアルバム」』11/19-24スペース・ゼロ)
■美術■
島次郎
(新国立劇場演劇『浮標(ブイ)』02/19-03/7新国立劇場 小劇場
ひょうご舞台芸術『ニュルンベルク裁判』11/20-28紀伊国屋サザンシアター)
■衣装■
前田文子
(パルコ+キューブプロデュース『SLAPSTICKS』01/31-2/16パルコ劇場
新国立劇場演劇『サド侯爵婦人』05/26-06/21新国立劇場 小劇場
松竹『若き日のゴッホ Vincent in Brixton』10/1-13日生劇場)
●話題●
ホリプロ『Hamlet(野村萬斎 主演)』06/7-07/26世田谷パブリックシアター
※舞台美術費が4500万円だったとか?
●プロデュース公演●
クリオネプロデュース『SLEEPLESS』07/8-13青山円形劇場
※ハズレが多い“プロデュース公演”の数々の中、改心の一撃でした。
●最多小道具●
Bunkamura『ニンゲン御破算』02/4-24シアターコクーン
※あんなに小道具が多い芝居は二度と観られないのでは・・・。
★小劇場系(3作品 劇団名あいうえお順)★
ピチチ5(クインテット)『大クラシック』10/24-26中野スタジオあくとれ
ブラジル『ロマンティック海岸/科学ノトリコ』03/20-23王子小劇場
ベターポーヅ『おやや ヒューマン スヰッチ』09/25-29THEATER/TOPS
※企業スポンサーがついた公演や、大手のプロデュース公演と区別しています。
☆オペラ☆
エディタ・グルベローヴァ主演『ノルマ《演奏会形式》』04/21, 25, 29東京文化会館
◎選出対象作品
2003年1月1日から12月31日までの間に初日を迎えた公演のうち、高野しのぶが観劇した舞台作品。
2003年初演ではない作品(再演)も含まれます。
◎判断基準
・最初から最後まで心地良く観られたか
・知らなかったことに気づかせてくれたか
・恋のときめきを感じさせてくれたか
・終演後、心に幸せな気持ちを残してくれたか
・明日からの活力の源になってくれたか
◎ひとつの作品が複数の部門で選ばれることがないように選出されています。
◎団体、個人等についての表記は敬称略です。
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『 今、面白い演劇はコレ!年200本観劇人のお薦め舞台♪ 』 年間200本以上の様々な舞台作品を観ている高野しのぶが発行する、 “今、東京で観られる面白い演劇”をご紹介するメルマガです。 テレビや映画で人気の大スターが出演する舞台作品が目白押しの今、 演劇は日本でも注目されるエンタテインメントになってきました。 日本の舞台作品は世界的にも評価が高く、歌舞伎などの伝統芸能はもちろんのこと、 現代演劇やミュージカルが、どんどんと世界中へ飛び立っています。 演劇はその時、目の前で繰り広げられる、感動の宝箱です。 ひとつの作品との出会いが人生を変えることもあります。 世界で一番、公演数が多い街・東京では、毎日、多くの舞台が初日を迎えています。 このメルマガをチェックして、面白い作品と確実に出会ってください! |
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●高野しのぶ・・・ Shinobu TAKANO ・・・プロフィール 大阪出身・東京在住。学生時代に小劇場の役者として活動。 1999年より日本の演劇界を知るべく観劇を開始。 劇評サイト“しのぶの演劇レビュー”に観劇感想を月20本ペースで更新中。 演劇ユニットRel-ay(リレイ)の制作としても活動経験があり、 小劇場演劇の制作者を支援するサイトfringe(フリンジ)のfringe blogにも 執筆参加している。 |
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※配信は「まぐまぐ」を利用しています。 |
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●執筆者への取材申込・執筆依頼・ご質問などはこちらへ。 高野しのぶ shinobu@mtr-standard.co.jp 劇評サイト “しのぶの演劇レビュー” http://www.shinobu-review.jp/ |
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INTRODUCTION
★「しのぶの演劇レビュー」新サイトを2015年9月11に公開。こちらは旧サイトです。新しい「INTRODUCTION」をどうぞ。
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