本日(5/15)、初めて静岡芸術劇場に行ってきました。観劇のために遠出をするのは初体験。方向音痴で出不精の私は前日からかなりドキドキだったのですが、行ってみたら最高に楽しかったです♪
東京は雨だったようですが静岡はとっても良いお天気で、春の小旅行も満喫できました。
Shizuoka春の芸術祭2005は、ネットワークユニットDuoのコラムでも取り上げられているように、ものすごく豪華なラインナップなのです。5/1発行のメルマガで私もご紹介いたしました。3演目を6,000円で観られるというお得なチケット(3劇場ハシゴ券)もあります。東京から日帰りで3本観劇も可能なんですよ。
私が観たのはロシアから来日したタガンガ劇場の『メディア』@静岡芸術劇場と、Ort-d.dの『エレクトラ』@BOXシアターです。5/14(土)に行けてたら山の手事情社の『オイディプス王』も観られたのですが、どうしても都合が合わず断念・・・。
静岡芸術劇場は、静岡駅からJR東海道本線で一駅先の東静岡駅から徒歩3分のところにある、グランシップという劇場やギャラリーが入った大きな複合施設の中にあります。グランシップは新しくてきれいな建物でした。緑もいっぱい!芝生を横切り、街路樹に見守られながら、石造りの劇場へと向かう・・・なんて贅沢なんでしょう♪また静岡芸術劇場のホールも美しかった・・・。ロビーやカフェも品が良くて静かで、有名な演出家や俳優がわんさか談笑していて・・・理想的なサロンでした。
14時開演の『メディア』が終わったら、喫茶店でケーキセットをいただいて少し休んでから、バスで舞台芸術公園の中にあるBOXシアターへと向かいました。バスがぐんぐん道を登って行くので「一体どこまで連れて行かれるの?」と少し心細くなったのですが(笑)、10分ほどして到着したら、まずその景色の美しさに感動!雲がなければ富士山がはっきり見えるそうなんです(残念ながら今日は少し曇りでした)。5月のさわやかな風に吹かれながら、劇場をはしごする・・・あぁなんて幸せなのかしら♪東静岡バンザイ!
17時開演のOrt-d.dの『エレクトラ』は、上演時間が55分間だったので18時にはもう終演していました。偶然にご一緒した方と観劇後の感想をポツリポツリと話しながら、バスが来るまでの30分間ほどを公園のベンチで過ごしたのですが、それはそれは幸せな時間でした。その後は、良いタイミングで駅に到着した電車に飛び乗りながら東京へと帰り、家に辿りついたのが夜9時前。いつもの観劇日よりも早く帰宅できたので、疲れも少なかったです。森林浴のおかげもあると思いますけど♪
タガンガ劇場の『メディア』のレビューは後ほどアップいたします。
Ort-d.dの『エレクトラ』のレビューはこちらです。