はじめて伺いました、五反田団の新年工場見学会。寒かった・・・・明日以降に行かれる方はぜひ温かい格好で!(携帯カイロがお薦め)
休憩15分(ホットワインのサービスあり)を挟んでおよそ2時間10分。前半は男二人芝居で、後半は和服美女によるマリンバ、パーカッション、テルミン、そしてお色気ヴォーカル(笑)のライブでした。
2006年のお正月の初観劇で、可愛らしい女の子のしっとりとした和服姿を堪能できたのは嬉しかったです。開演前と終演後におしることお茶(300円)もいただけます。
まず五反田駅から工場(こうば)にたどり着くまで少し手間取りました。劇場サイトの地図をプリントアウトして持って行って正解。
工場ってほんとに工場なんですね。作業道具や機材、ヘルメットなどが置いたままの部屋に、段差の有るイス席が設けられていました。工場は2005年10月に閉鎖され、2006年度からは演劇のタタキ場(作業場)になる予定だそうです。これは演劇界にとっては朗報ですね。
≪前半≫「逃げるメン」作・演出=前田司郎 出演=黒田大輔/前田司郎
二人の男が、とにかく、逃げます。いやなことから、自分の人生から。最初は友達に引っ張られるように、イヤなことから走って逃げていましたが、だんだんと「逃げる」ことにも疲れてきます。そして「逃げる」こと自体から逃げたいと思うようになり・・・。
前田司郎と黒田大輔さんの本格的な二人芝居でした。お二人ともすっごく雰囲気があって、魅力的な人物でした。1時間ぐらいあったのは、ちょっと長かったかな。
≪後半≫コンサート 出演=TakaNozomi 2006
オムトンというバンドは本当は3人なのですが、今回はパーカッションのタカコさんとマリンバのノゾミさんの2人だけでTakaNozomi(たか・のぞみ)というユニットだそうです。
女の子が和服でマリンバ、パーカッション(色々。太鼓のほかに木魚や鈴なども)の演奏をしてくれるのが素敵。曲は全部オリジナルなのかしら。聞き応えがありました。
テルミン演奏で登場した佐藤沙恵さんの和服姿のセクシーなこと!見とれました。それにしてもテルミンって不思議な楽器ですよね~。ちゃんとメロディがありましたけど、音階とかどうなってるのかしら?
演奏の半ばから男優3人の、演技なのか素なのかがものすごく中途半端なお芝居で、コンサートが進行されるようになり、やりとりのぎこちなさが笑いを誘いました。「場末」を「バマツ」を読まれた時が一番面白かったけどね(苦笑)。
チャイナ風の赤いドレスをお召しになった坊園節子さんのソロの歌が可笑しかったです。歌はお上手なんですけどね。キャラや設定がへなちょこで工場とのミスマッチさも凄かった。
正月早々こんなイベントを毎年工場でやられていたなんて・・・驚きました。ホスピタリティのなせる業だと思いました。
「逃げるメン」作・演出=前田司郎 出演=黒田大輔/前田司郎
「打楽器アンサンブルオムトン・ライブ」 TakaNozomi 2006=パーカッション:佐藤貴子(オムトン)/マリンバ:澤口希(オムトン)/テルミン:佐藤沙恵(テルミン大学)/スティールパン・ベース:佐野寛(Cuica'77)/ヴォーカル:坊園節子(カムカムミニキーナ)
カフェ内装=林牧(日本画) おしることお茶(300円) 入場料=2000円
アトリエヘリコプター=http://www.helico5.com/
五反田団=http://www.uranus.dti.ne.jp/~gotannda/
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