bird's-eye view、風琴工房、ポかリン記憶舎、劇団桃唄309、ユニークポイント、reset-Nという東京の6劇団の演出家が講師をつとめる、第2回TOKYOSCAPE東京ワークショップが開催されます。私は6/27(火)19:30~の成果発表に伺う予定です。
★応募開始日=5/20(土)/締切=6/12(月) ※定員に達し次第、締切。
TOKYOSCAPEは東京の6劇団が京都へ行く企画で、この夏には「京都市内の合計4会場で集中公演と交流のための多彩な企画」が展開されます。
どんなに良い脚本があっても、演出が機能しなければ見ごたえのある作品にはなりません。演出家がどんなに有能でも、下手な俳優を指導することに時間をとられていては、演出自体に力を発揮できません。面白いお芝居には上手い俳優が不可欠なのです。
私はTOKYOSCAPE東京ワークショップの第1回成果発表を拝見して、このワークショップは俳優の技術向上に役立つものだと強く感じました。まず、演技には決まった正解があるわけではなく、さまざまな手法や世界があるということを知るのに絶好の機会だと思います。
TOKYOSCAPEのディレクターである風琴工房の詩森ろばさんのブログLIVESTOCK DAYSの このエントリーから、詩森さんの演出家としての姿勢がうかがえます。風琴工房の所属俳優がどんどん上手くなっていることにも納得です。
また詩森さんは、私が俳優養成の重要さに目を覚まさせられた俳優指導者養成ゼミの受講者でもいらっしゃいました。俳優指導者養成ゼミで、ムーブメント・ティーチャーの山中ゆうり先生がおっしゃった言葉を再度ご紹介します。※山中ゆうり先生は新国立劇場演劇研修所の講師でもあります。
「ワークショップや訓練場は役者のため。稽古が始まったらお客様のため。」
このTOKYOSCAPE東京ワークショップは、俳優のための格好の訓練場です。都合がつけられる役者さんは、なるべく多くのクラスを受講されることをお勧めします。
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