劇団ダンダンブエノは毎年1回公演をする(ことにした?)近藤芳正さんの劇団です(過去作品のレビュー⇒第3回、第4回)。作・演出家が回ごとに違います。前回の四人芝居がすっごく面白かったんですよね~。今回はカーテンコールを含めて約2時間10分でしたが、長すぎましたね。
次回公演は坂東三津五郎さんが出演されるそうです。
≪設定≫ 公式サイトには「総天然色のあまりにもくだらない合宿所ドラマ」とあり。
時は1980年代。東京からちょっと遠い田舎の夏のお話。地元のイベント「ザ・サンフラワー祭り」でバンド演奏をすることになった若者たちが、旅館“砦”で合宿をする。
≪ここまで≫
“作=和久田理人&ダンダンブエノ”というクレジットから、出演者が稽古場でエチュード(即興)をしながら脚本を作ったのかな~と想像しました。だからかどうかはわかりませんが、無駄なセリフやシーンが多いです。お話としては1時間ぐらいで終わってもいいぐらいじゃないかしら。
私が拝見したのは初日ですし、地域公演も含めてこれからまだまだ公演は続きます。芸達者な役者さんが揃っていますので、どんどん変化していくのではないでしょうか。
坂井真紀さんがとっても可愛くて、演技も良かったです。ギターも弾かれるんですね。か細い体に大きなギター、というのがまた可愛い。
ここからネタバレします。
多地域公演だから(色んな劇場で上演するから)でもあるでしょうけど、円形劇場でプロセニアム(額縁)舞台っていうのは私はあまり好きではありません。ステージと客席が近いのは良いですけどね。
プっと笑えたのはぼくもとさきこさんのセリフ。消しゴムの話題の時の「ナンシー関」と、渋谷の母に占ってもらえる喫茶「田中」。
≪東京、北九州、大阪、水戸≫
出演=永島敏行/坂井真紀/宮地雅子/ぼくもとさきこ(ペンギンプルペイルパイルズ)/酒井敏也/山西惇/近藤芳正
作=和久田理人&ダンダンブエノ 編曲・演奏指導=栗コーダカルテット 演出=山西惇 美術=松岡泉 照明=黒尾芳昭 音響=鹿野英之 衣裳=花谷律子 演出助手=山田美紀 舞台監督=村岡晋 宣伝美術=タカハシデザイン室 宣伝美術=円山正史
場料:5500円 一般前売り開始4月22日 ※未就学児のご入場はご遠慮ください
公式=http://www.dandanbueno.com/
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
●●●人気blogランキングに参加中!ポチっとクリックしていただけると嬉しいです。●●●
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
★“しのぶの演劇レビュー”TOPページはこちらです。
Posted by shinobu at 2006年06月17日 14:40 | TrackBack (0)