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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2006年06月17日

劇団ダンダンブエノGo!Go!公演『トリデ~砦~』06/16-25青山円形劇場

 劇団ダンダンブエノは毎年1回公演をする(ことにした?)近藤芳正さんの劇団です(過去作品のレビュー⇒第3回第4回)。作・演出家が回ごとに違います。前回の四人芝居がすっごく面白かったんですよね~。今回はカーテンコールを含めて約2時間10分でしたが、長すぎましたね。
 次回公演は坂東三津五郎さんが出演されるそうです。

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 ≪設定≫ 公式サイトには「総天然色のあまりにもくだらない合宿所ドラマ」とあり。
 時は1980年代。東京からちょっと遠い田舎の夏のお話。地元のイベント「ザ・サンフラワー祭り」でバンド演奏をすることになった若者たちが、旅館“砦”で合宿をする。
 ≪ここまで≫

 “作=和久田理人&ダンダンブエノ”というクレジットから、出演者が稽古場でエチュード(即興)をしながら脚本を作ったのかな~と想像しました。だからかどうかはわかりませんが、無駄なセリフやシーンが多いです。お話としては1時間ぐらいで終わってもいいぐらいじゃないかしら。
 私が拝見したのは初日ですし、地域公演も含めてこれからまだまだ公演は続きます。芸達者な役者さんが揃っていますので、どんどん変化していくのではないでしょうか。

 坂井真紀さんがとっても可愛くて、演技も良かったです。ギターも弾かれるんですね。か細い体に大きなギター、というのがまた可愛い。

 ここからネタバレします。

 多地域公演だから(色んな劇場で上演するから)でもあるでしょうけど、円形劇場でプロセニアム(額縁)舞台っていうのは私はあまり好きではありません。ステージと客席が近いのは良いですけどね。

 プっと笑えたのはぼくもとさきこさんのセリフ。消しゴムの話題の時の「ナンシー関」と、渋谷の母に占ってもらえる喫茶「田中」。

≪東京、北九州、大阪、水戸≫
出演=永島敏行/坂井真紀/宮地雅子/ぼくもとさきこ(ペンギンプルペイルパイルズ)/酒井敏也/山西惇/近藤芳正
作=和久田理人&ダンダンブエノ 編曲・演奏指導=栗コーダカルテット 演出=山西惇 美術=松岡泉 照明=黒尾芳昭 音響=鹿野英之 衣裳=花谷律子 演出助手=山田美紀 舞台監督=村岡晋 宣伝美術=タカハシデザイン室 宣伝美術=円山正史 
場料:5500円 一般前売り開始4月22日 ※未就学児のご入場はご遠慮ください
公式=http://www.dandanbueno.com/

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Posted by shinobu at 2006年06月17日 14:40 | TrackBack (0)