2002年度ローレンス・オリヴィエ賞最優秀新作コメディ賞を受賞したマーティン・マクドナーの戯曲を長塚圭史さんが演出されます。キャストを一新しての再演で、初演を観た私はチョウソンハさん目当てで伺いました。⇒あらすじ ⇒初演レビュー ⇒初演の舞台写真など
会場ロビーで長塚圭史さんの戯曲本『ラストショウ』が販売されており、サイン・握手会(7/8@LIBRO渋谷店)の整理券が入っているとか。「本人と握手!」っていうチラシには受けました(笑)。私は『ピローマン』の戯曲本を買ってご満悦♪
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うーん・・・やっぱり初演が面白かったのでね~・・・残念ながらパワーダウン、な印象でしたね。 全体の一体感が少なかったです。セリフを自分だけのリズムでしゃべっている人が多くて、盛り上がりが持続しないというか・・・一人一人は魅力的な方々だと思うので残念です。
初演ではパドレイク役が北村有起哉さん、マレード役が佐藤康恵さんでしたし、簡単には超えられないですよね。キスシーン、ちゃんとやって欲しかったな~。
照明と美術、選曲は初演よりもずっと良かったと思います。特に家の壁が透ける素材になっていて、後ろからの明かりが部屋の中まで差し込むのが効果的でとても美しかった。
まあ、私はブレンダン役のチョウソンハさんが素晴らしかったので満足、ということにします(チョウソンハさん出演作の過去レビュー⇒1、2、3、4、5、6、7)。身体と感情の両方の意味において言葉にリアリティがあるし、体のキレもあるし、舞台上で炎のように燃えて生きている呼吸が素敵。何をやっても目立ちます。
あと、短いけれど過酷な役を演じられた今奈良孝行さんも良かったです。
原題:THE LIEUTENANT OF INISHMORE
プレビュー公演=06/06-11東京グローブ座
≪東京(東京グローブ座)、仙台、水戸、名古屋、大阪、東京(パルコ劇場)≫
出演=高岡蒼甫/岡本綾/少路勇介/チョウソンハ/今奈良孝行/富岡晃一郎/堀部圭亮/木村祐一
作=マーティン・マクドナー 訳=目黒条 演出=長塚圭史 舞台美術=二村周作 衣裳=藤居享子 照明=佐藤啓 音響=加藤温 ヘア&メーク=近藤英雄 ファインティング・コーディネート=渥美博 演出助手=菅野将機 舞台監督=高橋大輔 企画・製作=(株)パルコ
一般発売日 4月22日(土) 東京グローブ座=S席:6,300円 A席4,200円 パルコ劇場=7,500円
公式=http://www.parco-play.com/web/page/information/thomas/
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