色んな演劇通の方々からじゃんじゃかお薦めをいただき、千秋楽に滑り込みました。
いや~、信頼できるクチコミは本当にありがたい!充実の2時間20分でした。いつものtsumazuki no ishi作品より、わかりやすい内容だったそうです。
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犯罪加害者・被害者の家族が暮らす、ある古びた日本家屋が舞台。
登場人物それぞれの置かれた状況、性格が細やかに書き込まれた脚本でした。セリフも一つ一つにずしりと重みがあって、独特の味わいがあります。ジケっと湿っていて、お腹にググっと鈍痛を感じるような・・・。
演出は全体をしっかりと俯瞰されていて、作品の色が一貫していました。それに役者さんも上手いし、完成度の高いお芝居だったと思います。
照明と美術とでつくりだす光と影が素晴らしかったですね。基本的に舞台奥からしか明かりを当てないので、部屋の中はほとんど暗い状態。でも舞台奥の玄関から差す明かりの違いで、朝、昼、夜の区別がしっかりついて、それだけでも物語が生まれてくるようでした。
心に残ったセリフ↓(完全に正確ではありません)。
「俺たち、世界に捨てられたと思ってたけど、ちゃんと拾ってくれる人がいたんだ。ここに二人も。」
ただ一つ残念だったのは、後方の客席に声が届かないことが多かったこと(涙)。私は後ろから二列目の席でした。前方の席のお客様がいっぱい笑ってるのに、私は意味がわからず、笑えずでちょっと寂しかったです。
出演=寺十吾/釈八子(木立隆雅改メ)/宇鉄菊三/猫田直/日暮玩具/竹下カオリ/杏屋心檬/松原正隆 鈴木雄一郎/岡野正一/松嶋亮太/中野麻衣/中村榮美子(少年王者舘)/永野昌也(スエヒロ アンド ザ スローモースローガンズ)/蒲公仁(個人企画集団*ガマ発動期)/田中要次
作=スエヒロケイスケ 演出=寺十吾 照明=Jimmy(フリーウェイ) 照明操作=渡邊麻衣子(フリーウェイ) 音響=岩野直人(ステージオフィス) 舞台美術=小林奈月 舞台監督=田中翼 演出助手=岡野正一 宣伝美術=立花文穂 宣伝写真=久家靖秀 舞台映像=真田卓 舞台撮影=鏡田伸幸 演出助手補=櫻井麻樹(千夜ニ夜)/安倍康二郎 宣伝協力=ザズウ 制作=tsumazuki no ishi/原田瞳/J-Stage Navi/島田敦子/田中絵美
前売り/当日 3500円 [全席指定]
公式=http://tsumazuki.com/
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