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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2006年08月05日

TOKYOSCAPE/風琴工房『子供の領分』08/04-08/06人間座スタジオ

 先週に引き続き、同じ劇場のほぼ同じ空間で、全く違う作品を上演している風琴工房。TOKYOSCAPEに参加している6劇団の中で、唯一2作品を発表しています。
 風琴工房に所属している若手役者さんの三人芝居でした。若者が精一杯体当たり!って感じでしたね。

 レビュー⇒休むに似たり。

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 ≪あらすじ≫ 公式サイトより。(役者名)を追加。
 ミツル(山ノ井史)とリュウタ(浅倉洋介)は恋人のようなただの同居人のような同性のカップル。ある日、ミツルがネット通販で買ったというトウコ(宮嶋美子)という女の子がやってきて、ふたりの微妙なバランスが崩れだす。
 ≪ここまで≫ 

 設定は楽しいし、男の子、女の子の気持ちもよくわかります。
 トウコ「ゴハンに誘われるのとホテルに誘われるのは同じ」とか。※台詞は正確ではありません。
 でも、台詞と演技とがちぐはぐしているようで、私の好みではありませんでした。

 難しい言葉の丁々発止のやりとりは、言葉だけを味わうならかなり面白いのですが、それを発する人物と言葉の内容とが噛み合っていないので、嘘っぽい芝居になってしまっているように感じました。「ああいうコがそんなこと言わないよな~」と思うことが多かったです。あと、言葉の数も多すぎるように思いました。

 若者三人はかなり大胆なラブシーンを見せてくださいます。しかも人間座スタジオですから超至近距離!ミツルとリュウタのラブシーンなんて・・・だめよ、だめだめ!ぴちぴちした男の子同士のベッドシーンなんて、私は恥ずかしくって観てらんないですタイっ!!(笑)。トウコもかなり大胆で・・・男子必見かもしれませぬ(笑)。

 ここからネタバレします。

 ミツルとリュウタのキスシーンはすごくリアルで良かったです。終演後のろばカフェでうかがったのですが、お友達のゲイのカップルにお稽古を観てもらって、沢山お話をされたそうです。

 ろばカフェは大賑わいで、500円のお食事プレートは完売していました。

出演=山ノ井史/宮嶋美子/浅倉洋介
作・演出=詩森ろば 美術・衣裳・音響=LIVESTOCK STYLE 照明プラン=木藤歩(balance,inc. DESIGN) 舞台設営=西田聖
全席指定 一般=前売2,800円/当日3,200円 学生=1,800円(前売・当日とも、要学生証提示) セット券などあり
公式=http://www.tokyoscape.org/products/index.php?C=2

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Posted by shinobu at 2006年08月05日 12:54 | TrackBack (0)