男と女の朗読劇、ラヴ・レターズ。16周年なんですね。
長塚圭史&小島聖カップルを拝見してまいりました。全体的に大人しいめのラヴ・レターズでしたが、最後はちゃんと泣けてよかったです。
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概要はおととしのレビューをご覧ください。ここからネタバレします。
小島聖さんがメリッサの感情を表に出すように読まれるのに対して、長塚圭史さんのアンディは朗読している状態を重視されていたようでした。“アンディ=手紙そのもの”という状態。
メリッサが自殺してしまった後、手紙を読むアンディを隣りのイスからメリッサが見つめます。黒いワンピースに濃い目のメイク(後半になって怖い目のメイクにされたような気がしました。髪の分け目も変わって、前髪が左目にかかっていました)で、まさに幽霊!どんどんと暗くなっていく照明の中、やつれた顔に弱々しい微笑を浮かべながら涙を流すメリッサと、ひたすら落ち着いて最後の手紙を読むアンディの対比が面白く、アンディの本音を聞きだすことができたメリッサの喜びを感じて、涙が出ました。
全体としては前半の方が面白かったかも。特に、自分に身の破滅をもたらすことや危険で刺激のあるものに惹かれていく、若いメリッサの気持ちにすごく共感しました。小島聖さんにぴったりでした。
メリッサ「あなたはそうじゃないかもしれないけれど、私は嫌いな人に惹かれてしまうの」※セリフは正確ではありません。
野沢那智&池田昌子カップルを観た方が、すごく良かったと言っていました。長塚圭史&小島聖カップルとは年齢も違いますし、全然違ったみたい。再演があったら行こうっと♪
出演=長塚圭史&小島聖
作=A.R.ガーニー 訳・演出=青井陽治 企画制作=(株)パルコ
公式=http://www.parco-play.com/web/play/loveletters/
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