今年1月に続いてまた親族代表のコントを拝見させていただきました。豪華な脚本執筆陣に演出がピチチ5の福原充則さんですから!これは見逃せない!
・・・で、その期待を裏切らない約95分でした♪いや~、気持ちよく笑ったし、せつなくなったり、人生の理不尽さにしみじみしたり(笑)、充実の演劇体験をさせていただきました!
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今さら私が言う必要もないのですが、親族代表のお三方は本当に演技がお上手ですよね。登場人物のキャラクター造形がすごく細かいし、コントといっても種類の違う笑いがいっぱいあるのが凄いと思います。
開演前には過去のコント公演の映像が流れています。そのおかげで幕開け前から笑う気持ちが準備され、すんなり本編へと誘われました。早めに会場に行かれることをお薦めします。
ここからネタバレします。簡単な内容メモです。
1.「影響と受けた人とその友人とその友人」脚本=小林賢太郎(ラーメンズ)
ヒマな男たちがエセ秘密結社をつくる。でも「メモをとらない」ことさえ憶えられない。
2.「男心」脚本=本田誠人(ペテカン)
合コン初心者の男3人が、初合コンに挑む。見栄の張り合い。
3.「情熱の男たち」脚本=嶋村太一(親族代表)
葉加瀬太郎の「情熱大陸」テーマソングを、つもりヴァイオリン演奏するおかしな男たち。
4.「泥人間」脚本=千葉雅子(猫のホテル)
失念。何だったかしら・・・。「チキンブルース」とセット?
5.「チキンブルース」脚本=嶋村太一(親族代表)
肉体労働者がいつもの定食屋でシケた夕食をとる。“負け組”男たちのわびしい日常。突然マイクが出てきて「チキンブルース(臆病者の哀歌)」を歌う3人。
※千葉雅子さん脚本の「泥人間」が定食屋さんのお話で、「チキンブルース」は嶋村太一さんの作詞・作曲の歌でした。GUEST BOOKでSTさんに教えていただきました。ありがとうございました!(2006/08/10追加)
6.「天文クラブ」脚本=福原充則(ピチチ5)
中学校の天文クラブに所属する男子生徒2人と顧問の先生。人生には何の脈絡も、納得できる理由もない事件が起こるものだ。
7.「野間口徹と…」脚本=ブルースカイ
野間口徹さんが「親族代表というユニット名を変更したい」と言い出して・・・。
全部面白かったですね。かゆいところに手が届き、さらに「私の笑いのツボってここにもあったんだ?!」と、新たなツボも開発された気分です(笑)。
「天文クラブ」では最後に顧問の先生が飛び降り自殺してしまいます。生徒達は一生それを忘れなかった・・・という結末は胸にググっと来ました。
出演=親族代表(嶋村太一・竹井亮介・野間口徹)
脚本提供=小林賢太郎(ラーメンズ)/千葉雅子(猫のホテル)/ブルースカイ/本田誠人(ペテカン)(50音順) 作=福原充則(ピチチ5)+親族代表 演出=福原充則(ピチチ5) 音楽=西山宏幸(ブルドッキング・ヘッドロック) 舞台監督=中西隆雄 照明=柳本友紀 音響効果=中村嘉宏(at Sound) 映像=保土田浩史 宣伝写真=湯澤幸一郎 美術=新族代表 演出助手=迫田環・的場久美子・本間美咲・手代木梓・杉田健介 制作=森千江子(イマジネイション) 企画製作=親族代表
前売開始7月1日(木) 前売・当日共 3,000円(全席指定)※喪服割引きあり(当日喪服着用でご来場の方に500円キャッシュバック)
公式=http://shinzoku.cool.ne.jp/
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