イギリスの劇作家ジョー・ペンホールさんが2004年に発表した脚本を、鈴木勝秀さんが演出されます。浅野温子さん、浅野和之さん、鈴木浩介さんの三人芝居ということで、チラシのビジュアルもかなり豪華。
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≪あらすじ≫ ぴあのサイトより引用。(役者名)を追加。
軽妙なトークで成功を収めたTVタレント・バリー(浅野和之)に、高額のギャラをちらつかせ、“特別なトークショー”へ出演を持ちかける謎めいた男女、グレッグ(鈴木浩介)とリズ(浅野温子)。
それは巧妙に仕組まれたゲームの始まりだった。バリーの言葉は真実か、グレッグとリズはバリーに何を語らせたいのか、そして真のゲームの勝者は誰か…。
≪ここまで≫
ホテルのスイートルームの豪華な居間で、騙し騙され、化かしあいの応酬・・・かと想像したのですが、それがメインでもなさそうな。
最初っから「計算ずく」な演技に退屈してしまいました。早口だし段取りっぽいし。おそらくそれが演出意図だったのでしょうけれど。徐々に本物っぽくなっていったのかもしれませんが、全部が全部成功しているようには思えませんでした。
衣裳がきれいでした。役者さんが美しいからこそ、成立するのでしょうね。
浅野和之さん。キメ細やかな演技に「うーん、さすがだわ~」と魅せられました。情けない演技がとくに可笑しかった。浅野和之さんを見られただけでよしとします。
浅野温子さん。抜群のスタイルを堪能いたしました。大胆に開いた豊かな胸元と細くてしなやかなおみ足・・・ほんっとにきれい!見とれまくり。
鈴木浩介さん。突然変化する演技のバリエーションが元気で楽しかったです。
ここからネタバレします。
会話の途中で突然ノイズ音が鳴り出し、セットがない部分(天井など)が照明に照らされて、劇場の壁が露出します。そういえばスタッフさんが堂々と場面転換もしていますし、「これはお芝居(嘘)ですよ」という主張を、お話の最中にザクザクと入れ込んでいるんですね。
ストーリーが騙し合いであると同時に、このお芝居自体も架空のものですよと伝える、メタ芝居の構造なのでしょう。
≪東京、大阪、名古屋≫
出演:浅野温子/浅野和之/鈴木浩介
作=ジョー・ペンホール(JOE PENHALL) 翻訳=常田景子 演出=鈴木勝秀 美術=松井るみ 衣裳=三大寺志保美 音楽=横川忠彦 音響=井上正弘 ヘアメイク=大和田一美 演出助手=金子美和子 版権コーディネーター=マーチン・R,P・ネイラー 舞台製作=クリエイティブ・アート・スィンク/加賀屋吉之輔(吉は上が土) 宣伝=る ひまわり 宣伝美術=バットデザイン 永瀬祐一 宣伝写真=西村淳 宣伝スタイリスト=稲葉加奈子 制作協力=ぷれいす 制作=熊谷由子/倉本康正/吉江麻里菜 プロデューサー=江口剛史 後援=(財)せたがや文化財団 企画=シーエイティープロデュース 主催・製作=シーエイティープロデュース 提携:世田谷パブリックシアター
一般発売6月16日 全席指定(一般):¥6,500
公演詳細=http://www.stagegate.jp/future_14.shtml
ステージゲート=http://www.stagegate.jp/
ぴあ=http://info.pia.co.jp/et/promo/play/dumb_show.jsp
e+Theatrix=http://blog.eplus.co.jp/etheatrix01/2006-08-23dumb
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