TOKIOの松岡昌宏さんが主演するG2さん作・演出作品です。ジャニーズ事務所の方の演劇出演が増えているおかげで、東京グローブ座に行くことが多くなってきました。演劇ファンにとってもスタッフ、キャストともに豪華なキャスティングで、ジャニーズ・ファンじゃなくても観に行きたくなる公演ばかり。チケットが取りづらいのが玉に傷、ですね(苦笑)。
上演時間は約2時間45分(途中15分の休憩を挟む)ですが、劇場を出たらちょうど夜10時ぐらいでしたので、合計3時間だと思って行って良いと思います。
⇒当日券予約
★お役にたてたらコチラをクリック!お願いします♪
≪あらすじ≫ 公式サイトより。(役者名)を追加。改行を変更。
目の前で親友を殺され、その罪を着せられた主人公銀平(松岡昌宏)は、親友・京介(河原雅彦)の最後の言葉の秘密を解き明かして無念を晴らすべく、脱獄を決意。バンドを組み、ライブ本番の会場から脱走しようと計画を進める。
難航するメンバー集め、混乱するリハーサル。だが、親友が亡霊になって現れるという奇怪な出来事をきっかけに、いつしかメンバー間に友情と音楽する喜びが芽生えてくる。衣装プランナーの紗耶香(須藤理彩)を巡る主人公と幽霊の不思議な三角関係。
そして、いよいよライブ当日。脱走すれば、ライブ演奏はできない。その狭間に悩む主人公たち。会場に張り巡らされた国家権力の罠。
彼らは無事脱獄し、銀平は親友の謎のラストメッセージを解けるのか?三角関係の恋の行方は? 銀平は冤罪を晴らすことができるのか?
≪ここまで≫
最初のシーンであまりの作り物っぽさに愕然とし、「これは・・・もしかしたら途中休憩で帰らなきゃだめかも!?(涙)」と焦ったのですが、なんてことはない、最後まで楽しんで拝見させていただきました~。予想外のお話だったというのが大きいですね。まさかJAIL(牢屋)とロック・バンドがあんなつながり方をするとは(笑)。“塀の中”のお話もG2さんが作るとこんなに明るい!ってことで。
サービス満点のわかりやすいギャグがいっぱいで、松岡昌宏さんの見せ場が盛りだくさん。ストーリー展開は腑に落ちないことが多かったし、いわゆるネタのための演技も目に付きましたが、私は小劇場出身の役者さんたちが出ていることを主に楽しみました。
私の席は舞台下手側ブロックで、常にお芝居を横から眺める状態でした。役者さんとの距離は近いですけど、舞台面側での演技は後ろ姿しか見えない上に、声も聴こえないことが多々ありました。舞台から遠くても正面の席で観たかったな~。
ここからネタバレします。
カーテンコールでノリノリに歌を歌うのが楽しかったです。出演者全員が順番に、ロックバンドのヴォーカル状態。久保酎吉さんがマイク・スタンドを斜めにして、思いっきりシャウト!っていうだけで面白かった~。
松岡昌宏さん。大きな方だな~というのが第一印象。動きも大きいので目立ちます。バケツやフラインパンでできたドラムセットを叩くシーンが好きでした。歌はあんまり・・・。
河原雅彦さん。女装で着替えまくり。足が細い!!
大高洋夫さん。気持ちいいくらい徹底した悪役で、楽しませていただきました。
≪東京、大阪≫
出演=松岡昌宏/須藤理彩/河原雅彦/篠原ともえ/コング桑田/三上市朗/久ヶ沢徹/植本潤/川原正嗣/前田悟/久保酎吉/大高洋夫
作・演出=G2 美術=古川雅之 照明=倉本泰史 音響=内藤勝博 音楽制作=佐野史朗 衣裳=遠藤百合子 ヘアメイク=児島裕司 殺陣=川原正嗣/前田悟 振付=本山新之助 演出助手=高野玲 舞台監督=榎太郎 宣伝美術=河野真一 宣伝写真=岡田貴之 宣伝衣裳=藤井亨子 宣伝ヘアメイク=平山直樹 宣伝=る・ひまわり 企画・製作:フジテレビジョン 制作協力:ジーツープロデュース 主催:フジテレビジョン
S席:8,800円 A席:7,700円 B席:5,500円(全席指定・税込)※未就学児入場不可
公式=http://www.g2produce.com/index.shtml
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
●●●人気blogランキングに参加中!ポチっとクリックしていただけると嬉しいです。●●●
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
★“しのぶの演劇レビュー”TOPページはこちらです。
便利な無料メルマガ↓↓↓にも、ぜひご登録ください!