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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2006年11月11日

ウーマンリブvol.10『ウーマンリブ先生』11/02-19サンシャイン劇場

 宮藤官九郎さんが作・演出し、大人計画のメンバーが出演するウーマンリブ。古田新太さんも出演され、通路席まで超満員のサンシャイン劇場でした。
 未就学児童入場不可ですが、できれば未成年まで入場不可にする方がいいんじゃないかってぐらい、下ネタ炸裂(苦笑)、の、約2時間20分。

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 チラシのイラストからもわかりますが、作家先生が主人公でした。それも官能小説の。
 大人計画らしいというか、大人計画でしかできないんじゃないか!?っていうほどの開けっぴろげの露骨なエロで、笑える人はとことん楽しめるかもしれませんが、苦手な人は相当ヒいちゃうんじゃないかしら・・・。私はまあ、それなりに(苦笑)。

 特にストーリーが大事なのではなく、生身の人間があんなこと、こんなことやっちゃうのを目の前で楽しめればいいんじゃないかと思います。テレビでクドカン・ファンになった人が初めてウーマンリブを観たならば・・・かなり予想とは違うでしょうね(笑)。あ、デートには絶対お薦めできません。私の隣りにカップルが座っていたんですが、上演中も終演後もかなり微妙なムードになってました(苦笑)。

 ここからネタバレします。

 THE虎舞竜『ROAD』をBGMに、官能小説を音読されるのには参りました(苦笑)。
 官能小説家(松尾スズキ)の妻役の池津祥子さんが大迫力。怖いぐらいの(笑)。
 障子に映像が映るのがかっこよかったです。

 笑ったことの覚書。順番バラバラ。

 「浴衣のせいで蛾に見えますね(オリジナル浴衣の模様がまんま蛾)。」
 「あんな面倒な女と暮らしてるんだから(官能小説家の泥酔妻を見て)」

 「レ○ン湖にガンダムが溺れてる」
 「繰り返させていただきます」「居酒屋か?」
 「(女性器を暗に示す言葉として)レニー・クラヴィッツ、サンタナ、チャー」

 「女50人 全裸で餅つき」(企画ものAVのタイトル)
 「顔が性器みたいだね。」「それって褒め言葉?」

 「♪童貞じゃないけどね♪」「遊園地だと思えばいい」
 「生まれつきのフェミニストなんていない!そんなの・・・なんかヤだっ!」
 「(ずっと裸だった俳優の私服を初めて見て)裸の方がいいよ!」

出演:松尾スズキ、池津祥子、伊勢志摩、宍戸美和公、猫背椿、皆川猿時、荒川良々、平岩紙、少路勇介、星野源、宮沢紗恵子、宮藤官九郎、古田新太
作・演出:宮藤官九郎 舞台監督=青木義博 照明=佐藤啓 音響=山口敏宏(Sound CocRete) 舞台美術=加藤ちか 音楽=富澤タク/星野源 衣裳=戸田京子 ヘアメイク=大和田一美 写真撮影=田中亜紀 チラシイラスト=篠崎真紀 宣伝美術=吉澤正美 演出助手=大堀光威/佐藤涼子 衣裳助手=伊澤潤子/梅田和加子 制作助手=河端ナツキ/北條智子/赤堀あづさ 制作=長坂まき子 企画・製作=大人計画/(有)モチロン 提携=サンシャイン劇場
前売:S席6,000円 A席5,000円(全席指定)当日:S席6,200円 A席5,200円(全席指定)※未就学児童の入場不可。
公式=http://www9.big.or.jp/~otona/

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Posted by shinobu at 2006年11月11日 00:44 | TrackBack (0)