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REVIEW

2006年01月08日

2005年しのぶの観劇リスト

 2005年にしのぶが観劇した舞台作品(およびそれに順ずるもの)をリストアップしました。
 今年は合計286本でした。この内、同じ作品を2回観たのは4度です(ジンガロ『ルンタ』、reset-N『DUST』、HHG『Visons of Tokyo』、G-up『Deep Forest』)。
 去年は257本でしたので、本数としては最高記録を更新しました。

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 “2005年しのぶの観劇ベストテン”の発表は2005年1月11日の予定です。選出対象作品となるのは「2005年1月1日から12月31日までの間に初日を迎えた公演のうち、高野しのぶが観劇した舞台作品」です。なので、厳密には286本の中から選ぶのではなく、多少のズレが生じます。

 【記号の説明】
 ■:レビューあり
 □:レビューなし(2006年1月8日時点)
 ★:メルマガ号外を出しました

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2005年01月(17本)
■クロムモリブデン『ボウリング犬エクレアアイスコーヒー』12/29-01/03王子小劇場
■青年団リンク・地点『雌鶏の中のナイフ~Knives in Hens』01/01-23アトリエ春風舎
■NODA MAP『走れメルス』12/03-01/30シアターコクーン
■ブロードウェイミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』01/06-23東京厚生年金会館
■パルコ『なにわバタフライ』12/18-01/26パルコ劇場
■石原正一ショー『天使だらけの傷』01/06-10下北沢駅前劇場
■遊園地再生事業団+ニブロール『トーキョー/不在/ハムレット』(本公演)01/09-23シアタートラム
■新国立劇場演劇『城 Das Schloss』01/14-30新国立劇場 小劇場
■小鳥クロックワーク『わが町』01/14-17駒場小空間
■現代演劇協会 劇団昴 現代舞台芸術セレクション『ゴンザーゴ殺し』01/21-26東京芸術劇場小ホール1
■G-upプロデュース『Brains』01/22-30シアターVアカサカ
■フジテレビジョン『歩兵の本領 soldier's mind』01/21-02/06紀伊國屋サザンシアター
■TBS・電通・TOKYO FM『アダム・クーパー 危険な関係』01/22-02/16五反田ゆうぽうと簡易保険ホール
■東京ネジ『フロウフユウ』01/27-30王子小劇場
■ヒンドゥー五千回『僕らの家、僕らの海』01/27-02/06下北沢OFF OFFシアター
■新国立劇場オペラ『マクベス』01/17, 20, 23, 26, 29新国立劇場 オペラ劇場
■少年王者舘KUDAN Project『劇終/OSHIMAI~くだんの件』01/26-02/01横浜相鉄本多劇場

2005年02月(22本)
■TBS『音楽劇 コーカサスの白墨の輪』01/30-02/20世田谷パブリックシアター
■Oi-SCALE '05concept灰色3部作 1/3『model-gun モデルガン(Cプログラム)』01/29-02/06シアターブラッツ
■劇団タコあし電源+デジタルハリウッド大学院『面接の人達2006』01/28-02/07中野MOMO
■Oi-SCALE '05concept灰色3部作 1/3『model-gun モデルガン(Bプログラム)』01/29-02/06シアターブラッツ
■モダンスイマーズ『デンキ島 松田リカ編』02/08-13中野ザ・ポケット
■サイスタジオ主催・Happy Hunting Ground『Visions of Tokyo』02/10-27サイスタジオ小茂根B
■AND ENDLESS『西遊記~百花繚乱~』02/08-13全労災ホール/スペース・ゼロ
■シベリア少女鉄道『<死ぬまでにしたい12個目のこと> アパートの窓割ります』02/11-20THEATER/TOPS
■劇団俳優座『三文オペラ』02/10-21紀伊國屋サザンシアター
■Bunkamura『幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門』02/05-28シアターコクーン
■ペンギンプルペイルパイルズ『機械~メッキ仕上げ~』02/17-03/06下北沢OFF OFFシアター
■阿佐ヶ谷スパイダース『悪魔の唄』02/17-03/02本多劇場
■ク・ナウカ『ぼくらが非情の大河をくだる時』02/17-20下北沢ザ・スズナリ
■三条会『若草物語』02/18-23ホール椿
■ヨーロッパ企画『平凡なウェーイ』02/16-22下北沢駅前劇場
■Bunkamura/朝日新聞社『マシュー・ボーンの白鳥の湖』2/22-3/12Bunkamuraオーチャードホール
■ホリプロ/テレビ東京『デモクラシー』02/22-28青山劇場
■創作ネットワーク委員会+Ort-d.d『昏睡』02/24-28にしすがも創造舎 特設劇場
■Attic Theater『チキン・フライ』02/23-27中野ザ・ポケット
■サイスタジオ主催・Happy Hunting Ground『Visions of Tokyo』02/10-27サイスタジオ小茂根B(2回目)
□サイスタジオ主催・Happy Hunting Ground『動物園物語』02/10-27サイスタジオ小茂根B
■こまつ座『円生と志ん生』02/05-27紀伊國屋ホール

2005年03月(17本)
■世田谷パブリックシアター『ファンタスティックス』02/27-03/13世田谷パブリックシアター
■ペテカン『茜色の窓から』03/03-06青山円形劇場
■企画・製作:シス・カンパニー/大人計画『蛇よ!』03/01-21スパイラルホール
■ビバノン『FOLKとスプーン、そしてこっそりジャックナイフ』03/04-06新宿シアターモリエール
■MOBO presents『Tory's!』02/25-03/06シアターVアカサカ
■ク・ナウカ『山の巨人たち』02/25-03/06下北沢ザ・スズナリ
■五反田団『キャベツの類』03/08-13こまばアゴラ劇場
■トリコ・Aプロデュース『潔白少女、募集します』03/08-10東京芸術劇場小ホール1
★□メルマガ号外 『騎馬オペラ ジンガロ「ルンタ~Loungta~」』
■パルコ+サードステージPresents『お父さんの恋』03/10-27パルコ劇場
■自転車キンクリートSTORE『海辺のお話』03/15-27俳優座劇場
■STスポット・チェルフィッチュ『ポスト*労苦の終わり』03/18-23 STスポット
■《東京のオペラの森 2005》オペラ『エレクトラ(Elektra)』03/16, 19, 22東京文化会館大ホール
■新国立劇場演劇『花咲く港』03/14-30新国立劇場小劇場
■InnocentSphere『HELL FIGHTER』03/23-28青山円形劇場
■フォルクスビューネ『終着駅アメリカ Endstation Amerika』03/25-28世田谷パブリックシアター
■G2プロデュース『Candy's』03/30-04/10/本多劇場

2005年04月(15本)
■エビス堂大交響楽団『カラクリ少女』04/01-03中野ザ・ポケット
■シアターX『母アンナ・フィアリングとその子供たち』04/01-07シアターX
■双数姉妹『ラバトリアル lavatorial』04/01-10THEATER/TOPS
■Bunkamura『KITCHEN(キッチン)』04/05-24シアターコクーン
■劇団、本谷有希子『乱暴と待機』04/08-17新宿シアターモリエール
■北九州芸術劇場プロデュース『ルル~破滅の微笑み~』04/08-17世田谷パブリックシアター
■青年座『妻と社長と九ちゃん』04/08-17紀伊國屋ホール
■らくだ工務店『鯨』04/13-17下北沢「劇」小劇場
■僕AREA←Spectators[B.A.S.]/Oi-SCALE企画公演『オムニバス of OiOi』04/13-17下北沢駅前劇場
■キョードー東京『トスカ』04/11-24草月ホール
■新国立劇場演劇『コミュニケーションズ』04/08-24新国立劇場 小劇場
■騎馬オペラ・ジンガロ日本公演『ルンタ~Loungta~』2005年3/12-5/8木場公園内ジンガロ特設シアター
■パルコ・プロデュース『Shuffle-シャッフル-』04/16-05/08パルコ劇場
■動物電気『寝太郎の新作カレー』04/27-05/01本多劇場
■文学座ファミリーシアター『風をつむぐ少年』04/29-05/08全労済ホール/スペース・ゼロ

2005年05月(28本)
■KERA・MAP #3『砂の上の植物群』05/01-14シアターアプル
■ヒンドゥー五千回『ハメツノニワ』05/02-03シアタートラム
■reset-N『Valencia』05/03-08ザ・スズナリ
■オールツーステップスクール『メイキング・オブ・チェーンソー大虐殺』05/04-08こまばアゴラ劇場
■tpt『A Number』04/30-05/13ベニサン・ピット
■ニッポン放送・シベリア少女鉄道『笑顔の行方』05/06-11紀伊國屋サザンシアター
■フジテレビジョン『エデンの東』05/01-21東京グローブ座
■bird's-eye view『un_titled』05/11-22こまばアゴラ劇場
★□メルマガ号外 KAKUTA『南国プールの熱い砂』
■パルコプロデュース ミュージカル・コメディ『最悪な人生のためのガイドブック』05/13-29パルコ劇場
■Shizuoka春の芸術祭2005『<犯罪>をテーマとしたギリシア悲劇の連続上演』05/07-06/18 静岡芸術劇場ほか
■Shizuoka春の芸術祭2005・Ort-d.d『エレクトラ』05/14, 15静岡舞台芸術公園 稽古場棟 BOXシアター
■まつもと市民芸術館『いとこ同志』05/13-22シアタートラム
■Bunkamura・朝日新聞社『メディア』05/06-28シアターコクーン
■シアター21『グリマー・アンド・シャイン』05/13-22紀伊國屋ホール
■フェニーチェ歌劇場日本公演2005『真珠とり』05/18, 20オーチャードホール
■新国立劇場演劇『箱根強羅ホテル』05/19-06/08新国立劇場 中劇場
■万作の会+(財)せたがや文化財団『まちがいの狂言』05/08-22世田谷パブリックシアター
■真心一座「身も心も」公演 第一章『流れ姉妹~たつことかつこ~』05/20-29青山円形劇場
■演劇集団 円『梅津さんの穴を埋める』05/08-29ステージ円
■森崎事務所『アイスクリームマン』05/11-29ザ・スズナリ
■G-upプロデュース『Deep Forest』05/24-06/05新宿スペース107
★□メルマガ号外 『その河をこえて、五月』
■tpt『nine THE MUSICAL』05/27-06/12アートスフィア
■SePT独舞『井手孤独【idesolo】』05/26-29シアタートラム
■JACROW『袋小路』05/25-30下北沢OFF OFFシアター
■ロック・ミュージカル『WE WILL ROCK YOU』05/27-08/24新宿コマ劇場
■tpt『アントン・チェーホフ 桜の園 喜劇四幕』05/21-06/08ベニサン・ピット

2005年06月(27本)
■山の手事情社『銀河鉄道の夜』06/01-05東京芸術劇場 小ホール1
■森崎事務所『センター街』06/01-08ザ・スズナリ
■ブラジル『偽装』06/01-06下北沢OFF OFFシアター
■ブラジル『辻褄』06/01-06下北沢OFF OFFシアター
■G-upプロデュース『Deep Forest』05/24-06/05新宿スペース107(2回目)
■流山児★事務所『戦場のピクニック・コンダクタ』06/03-12本多劇場
■ポかリン記憶舎『短い声で』06/04-06東京デザインセンター・ガレリアホール
■こまつ座『國語元年』06/03-12紀伊國屋ホール
■AGAPE store『仮装敵国 ~Seven 15minutes Stories~』06/07-12サンシャイン劇場
■TextExceptPHOENIX + steps『ニッポニアニッポン』06/08-12こまばアゴラ劇場
■二十一世紀舞踊『禁色』06/08-11世田谷パブリックシアター
■コクーン歌舞伎『桜姫』06/05-26シアターコクーン
■劇団ジャブジャブサーキット『成層圏まで徒歩6分』06/10-14ザ・スズナリ
■森崎事務所『隣りの男』06/15-26本多劇場
■Studio Life『メッシュ』06/15-07/04シアターサンモール
■こまつ座『父と暮せば』06/16-18行徳文化ホール
□シャウビューネ劇場 来日公演『ノラ~イプセン「人形の家」より』06/17-21世田谷パブリックシアター
■パルコ/ニッポン放送 『HEDWIG AND THE ANGRY INCH』06/16-25パルコ劇場
■ベルリナー・アンサンブル『アルトゥロ・ウイの興隆』06/22-30新国立劇場 中劇場
■ホリプロ/テレビ東京『愛と幻想のシルフィード』06/23-07/10東京芸術劇場 中ホール
□新国立劇場オペラ『蝶々夫人』06/24-07/09新国立劇場オペラ劇場
■KERA・MAP #004『ヤング・マーブル・ジャイアンツ』06/25-07/03吉祥寺シアター
■シャウビューネ劇場 来日公演『火の顔』06/24-26世田谷パブリックシアター
■新国立劇場演劇『うら騒ぎ/ノイゼズ・オフ』06/27-07/14新国立劇場 小劇場
■劇団ダンダンブエノ『礎(いしずえ)』06/22-07/01青山円形劇場
■THE SHAMPOO HAT『事件』06/28-07/05ザ・スズナリ
■東京セレソンDX『夕ーゆうー』06/28-07/10ザ・ポケット

2005年07月(29本)
★□メルマガ号外 パルコ・プロデュース『ラストショウ』
■アトリエ・ダンカンプロデュース『音楽劇・おんなの落語』07/01-12シアター1010
■時間堂『月輝きながら太陽の照る』07/07-17Gallery LE DECO(7/6プレビュー)
■ブロードウェイ・ミュージカル『プロデューサーズ』07/06-24東京厚生年金会館
■燐光群『上演されなかった『三人姉妹』』07/06-17紀伊國屋ホール
■雷電『雷電披露宴』07/06-13駅前劇場
■東宝ミュージカル『モーツァルト!』07/04-08/20帝国劇場
■クリオネ・プロデュース『パリアッチ~Pagliacci~』07/10-18全労災ホール/スペース・ゼロ
■シーエイティプロデュース『ラスト・ファイヴ・イヤーズ』07/09-21シアター・カイ
■グリング『カリフォルニア』07/12-18THEATER/TOPS
■劇団桟敷童子『博多湾岸台風小僧 ……泣イテ、騒イデ…彼岸花』07/09-18ザ・スズナリ
■MIKUNI YANAIHARA Project Part 1『3年2組』07/15-18吉祥寺シアター
■松竹『七月大歌舞伎「NINAGAWA十二夜」』07/07-31歌舞伎座
■子供のためのシェイクスピアカンパニー『尺には尺を』07/13-19紀伊國屋サザンシアター
■Hula-Hooper『何かのプレイ』07/15-18OFF OFFシアター
■シス・カンパニー『新編・吾輩は猫である』07/08-08/07シアタートラム
■椿組05夏・花園神社野外劇『新宿ブギウギ』07/15-24花園神社境内野外ステージ
■オン・タイム『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』07/21-31博品館劇場
■劇団M.O.P.『水平線ホテル』07/22-28紀伊國屋サザンシアター
■劇団カリフォルニアバカンス『Dalix -ダリの経験-』07/22-24東京芸術劇場 小ホール1
■演劇集団壺会『ミモレガールズ』07/22-24シアターブラッツ
■TBS/Bunkamura『キレイ~神様と待ち合わせした女~』07/06-30シアターコクーン
□ク・ナウカ『王女メデイア』07/19-08/01東京国立博物館 本館特別5室
■フジテレビジョン/ネルケプランニング『姫が愛したダニ小僧』07/22-31アートスフィア
■二十一世紀舞踊・Noism05『Triple Bill』07/28-31世田谷パブリックシアター
■アートネットワーク・ジャパン『夏休み親子で楽しむ「赤い鳥夕涼み会」』07/29目白庭園内 赤鳥庵
■プリズム企画『prism hachi』07/29-31 bar&kitchen Kanna(カンナ)
■ホチキス『殺し文句』07/29-31新宿シアターモリエール
■FICTION『ヌードゥルス』07/26-31THEATER/TOPS

2005年08月(26本)
■音楽座ミュージカル『21C:マドモアゼル・モーツァルト』07/29-08/07パルコ劇場
■トム・プロジェクト『ダモイ~収容所(ラーゲリ)から来た遺書~』08/04-05四谷区民ホール
■44Produce Unit『フツーの生活3』08/05-09紀伊國屋ホール
■伊トウ本式'05サマーツイスタ『編集王』08/04-07劇場MOMO
■かもねぎショット『ロシアと20人の女たち』08/03-10ザ・スズナリ
■東京ネジ『僕等の肌ヌらす青』08/05-08王子小劇場
★ホリプロ『電車男』08/05-27パークタワーホール
■クロムモリブデン『ボーグを脱げ!』08/10-14劇場MOMO
■Oi-SCALE/'05concept灰色2/3『ミチガエレセカイ』08/11-18THEATER/TOPS
■KUDAN Projcet『百人芝居◎真夜中の弥次さん喜多さん』08/10-13愛知県勤労会館(つるまいプラザ)
■モンキー・ロード『らくだ論-坂口安吾の「堕落論」による-』08/09-14こまばアゴラ劇場
■ヨーロッパ企画 夏の陣『サマータイムマシン・ブルース2005』08/17-23駅前劇場
■フジテレビジョン『THE PRODUCERS-プロデューサーズ-』08/13-31青山劇場
★□メルマガ号外 『雪の女王』
■bird's-eye view PLAY FESTIVAL『36000秒』(初日)08/20-28王子小劇場
□松竹『もとの黙阿弥~浅草七軒町界隈』08/04-30新橋演舞場
■bird's-eye view PLAY FESTIVAL『36000秒』(2日日)08/20-28王子小劇場
■シス・カンパニー『エドモンド』08/19-09/13青山円形劇場
■文学座『戯曲 赤い月』08/23-09/02紀伊國屋ホール
■劇団健康『トーキョーあたり』08/07-28本多劇場(8/5:プレビュー公演)
■ベターポーヅプロデュース・ハンサムユニオン『初々しくエロやかに』08/24-29THEATER/TOPS
■ヨーロッパ企画 夏の陣『囲むフォーメーションZ』08/26-29駅前劇場
■bird's-eye view PLAY FESTIVAL『36000秒』(5日目)08/20-28王子小劇場
■松竹・八月納涼歌舞伎 夜の部『法界坊(ほうかいぼう)』08/10-28歌舞伎座
■俳優座劇場プロデュース『夜の来訪者』08/27-09/03俳優座劇場
■tpt『道成寺一幕』08/20-09/4ベニサン・ピット

2005年09月(28本)
■Ben-Croft 2WAY PLAY『G.W.錠』08/30-09/06新宿シアターモリエール
■プレイボ~イズ『クライムス・オブ・ザ・ハート(CRIMES OF THE HEART)~心の罪~』09/01-04劇場MOMO
■THEATRE1010『写楽考』08/30-09/10THEATRE1010
■ウォーキング・スタッフプロデュース『Dog-Eat-Dog』09/03-11THEATER/TOPS
■世田谷パブリックシアター『敦 ―山月記・名人伝―』09/06-15(9/3, 4プレビュー)世田谷パブリックシアター
■(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場『ニセS高原から【蜻蛉玉組】』08/28-09/27こまばアゴラ劇場
■東宝ミュージカル『エリザベート』09/01-30帝国劇場
■自転車キンクリートSTORE『ウィンズロウ・ボーイ(The Winslow Boy)』09/07-18俳優座劇場
■こまつ座『小林一茶』09/08-25紀伊國屋サザンシアター
■パパ・タラフマラ『三人姉妹』07/02-03, 09/10-11スタジオSAI
■フジテレビジョン『燕のいる駅』09/06-27東京グローブ座
■SHINKANSEN☆PRODUCE INOUE-KABUKI『吉原御免状』09/08-10/05青山劇場
■(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場『ニセS高原から【五反田団組】』08/28-09/27こまばアゴラ劇場
■JACROW『カニバケツ』09/15-19劇場MOMO
■明治大学文化プロジェクト『マクベス』09/16-17明治大学駿河台校舎 アカデミーホール
■KAKUTA『北極星から十七つ先』09/15-19シアタートラム
■絶対王様『猫のヒゲのしくみ~映画は感動も絶望も希望も与えてくれる~』09/15-21シアターグリーン メインホール
■innerchild『遥〈ニライ〉』09/16-23吉祥寺シアター
■ユニークポイント『脈拍のリズム』09/14-19OFF OFFシアター
■サントリーホール『市村正親One Actor's Show ペール・ギュントの旅』09/15-23サントリーホール 小ホール
■(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場『ニセS高原から【三条会組】』08/28-09/27こまばアゴラ劇場
■Studio Life『白夜行 第1部』09/14-10/01紀伊國屋ホール
■劇団インベーダーじじい『あるやんごとなき夫婦の物語』09/22-25シアターiwato
■Drama City Produce・アカペラミュージカル『猫堀骨董店』09/24-25博品館劇場
■tpt『カルテット』09/17-30ベニサン・ピット
■(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場『ニセS高原から【ポツドール組】』08/28-09/27こまばアゴラ劇場
■新国立劇場演劇『黒いチューリップ』09/27-10/09新国立劇場 小劇場
★敦(TON)-杏子(ANZU)PRODUCE 好色必殺時代劇版ミュージカル『URASUJI 裏筋』09/22-10/02ザ・スズナリ

2005年10月(30本)
■InnocentSphere『ZION~目覚めよと呼ぶ声が聞こえ~』10/01-09シアターVアカサカ
■(財)三鷹市芸術文化振興財団/スロウライダー『むこう岸はエーテルの国』09/30-10/02三鷹市芸術文化センター 星のホール
■風琴工房『ゼロの柩(ひつぎ)』09/29-10/02シアタートラム
■青年団『S高原から』09/30-10/05こまばアゴラ劇場
■加藤健一事務所『審判』09/27-10/12本多劇場
■さんだる『重松清・さかあがりの神様』10/06-07キッド・アイラック・アート・ホール
■アートネットワーク・ジャパン+Ort-d.dプロデュース『サーカス物語』10/07-10にしすがも創造舎特設劇場
■東宝『ツキコの月 そして、タンゴ』10/05-30帝国劇場
■少年社中『リドル-Liddell』10/06-09青山円形劇場
■ギンギラ太陽's『翼をくださいっ!さらばYS-11』10/07-10 PARCO劇場
■二兎社『歌わせたい男たち』10/08-11/13ベニサン・ピット
■Bunkamura『天保十二年のシェイクスピア』09/09-10/22Bunkamuraシアターコクーン
■花組芝居『泉鏡花の草迷宮』10/08-20シアタートラム
■ONEOR8『ゼブラ』10/12-17THEATER/TOPS
■ポイント東京/スフィア 企画・製作『恋愛ホテル~LOVE×HOTEL~』10/06-16アートスフィア
■(社)日本劇団協議会/創作劇奨励公演『痕-KON-』10/08-16青年座劇場
■ヒューリッド・プロデュース『Sleepless Express』10/12-16王子小劇場
■劇団唐組『カーテン[電子城IIより]』10/08-09, 10/15-16西新宿原っぱ
■シベリア少女鉄道『スラムダンク』10/14-20シアターサンモール
■Cherry Bombers Project02『Cherry Bombers Strikes Back』10/19-23笹塚ファクトリー
■自転車キンクリートSTORE『ブラウニング・バージョン(The Browning Version)』10/20-30俳優座劇場
■ピチチ5(クインテット)『はてしないものがたり』10/20-23明石スタジオ
■R-vive(りばいぶ)『A Secret Society '05~15年後の思い出~』10/20-25シアターグリーンエリア171
■地人会『島清、世に敗れたり』10/14-26紀伊國屋サザンシアター
■ロリータ男爵『信長の素~10th anniversary special~』10/20-24吉祥寺シアター
■青山円形劇場+ゴーチ・ブラザーズ共同プロデュース『胎内』10/20-30青山円形劇場
■青年団若手自主企画vol.25『地球の片隅で ライフ・レント編』10/21-26アトリエ春風舎
■イキウメ『散歩する侵略者』10/25-30サンモールスタジオ
■プレイメイト『フェイス・イン・フェイス』10/19-30THEATER/TOPS
■青年団+劇団PARK 日韓合同公演『ソウルノート』10/26-30こまばアゴラ劇場(原題=『東京ノート』)

2005年11月(27本)
■世田谷パブリックシアタープロデュース『偶然の音楽』10/31-11/20世田谷パブリックシアター(10/31はプレビュー)
■ク・ナウカ『ク・ナウカで夢幻能な「オセロー」』11/01-13東京国立博物館 日本庭園 特設能舞台
■SPARKO『Witch Tank』11/03-06王子小劇場
■DULL-COLORED POP 『東京都第七ゴミ処理施設場 ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』11/03-06荻窪アールコリン
★新国立劇場演劇『屋上庭園/動員挿話』10/31-11/16新国立劇場 小劇場
■クロム舎『ガレージの夜』11/02-06明石スタジオ
■三島由紀夫全戯曲上演プロジェクト『サド侯爵夫人』11/05-13東京国立博物館(特別第5展示室)
■チェルフィッチュ『目的地』11/03-15こまばアゴラ劇場
■主催・企画・製作=ホリプロ/TBS『ブロードウェイミュージカル「リトルショップ・オブ・ホラーズ」』11/03-27青山劇場
■大人計画・ウーマンリブ『七人の恋人』10/15-11/13本多劇場
■パルコ/リコモーション『ダブリンの鐘つきカビ人間』10/28-11/13ル テアトル銀座
■KOKAMI@network『トランス youth version』11/08-27紀伊國屋ホール
■パラドックス定数『大正八年永田町』11/09-13王子小劇場
■ひょうご舞台芸術『芝居~朱鷺雄(ときお)の城~』11/08-13紀伊國屋サザンシアター
■パルコ・プロデュース『メアリー・ステュアート』11/03-22パルコ劇場
■G-up sideB;session『ゼロ番区』11/15-20新宿スペース107
■青年座『パートタイマー・秋子』11/15-20本多劇場
■ペンギンプルペイルパイルズ『不満足な旅』11/16-23ザ・スズナリ
■ハラホロシャングリラ『ジュラルミンケース~Aプログラム』11/16-23シアターサンモール
■燐光群『パーマネント・ウェイ』11/20-12/04シアタートラム
■Blue Shuttle Produce・演劇ユニットAxle(アクサル)『BANANA FISH』11/21-27シアター代官山
■プラチナ・ペーパーズ『ラフカット2005』11/23-27全労済ホール/スペース・ゼロ
■ブラジル『おしっこのはなし』11/25-12/04サンモールスタジオ
■三条会『山椒大夫』11/26-27三条会アトリエ
■文化庁芸術祭執行委員会/新国立劇場『母・肝っ玉とその子供たち~三十年戦争年代記』11/28-12/11新国立劇場 中劇場
■reset-N『DUST』11/28-12/06bar drop
■流山児★事務所『SMOKE~Long Version~』11/26-12/06ザ・スズナリ

2005年12月(20本)
■扉座『アトムへの伝言』12/02-11紀伊國屋ホール
■@ザ・グローブ・プロジェクト『燈色の星(ひいろのほし)』12/03-04東京グローブ座
■三条会『砂の女』12/03-04三条会アトリエ
■reset-N『DUST(2回目)』11/28-12/06bar drop(吉祥寺)
■Studio Life『白夜行 第二部』12/01-11THEATRE1010
■演劇企画集団 THE・ガジラ『ヒカルヒト』12/08-25本多劇場
■RSC『夏の夜の夢』12/09-17東京芸術劇場 中ホール
■ハイリンド『-初恋』12/08-12江古田ストアハウス
■さんだる『朗読と生演奏「聖夜の肖像」』12/11キッドアイラックアートホール
■ラストクリエイターズプロダクション・プロデュース『GAKUYA』12/09-18新宿スペース107
■TOKYOSCAPE「東京ワークショップ成果発表」12/13森下スタジオ
★□グリング『海賊』12/09-18ザ・スズナリ
■世田谷パブリックシアター・レパートリーの創造2005『ソウル市民』12/11-25シアタートラム
■自転車キンクリートSTORE『セパレート・テーブルズ(Separate Tables)』12/15-23全労済ホール/スペース・ゼロ
■Oi-SCALE『サイゴ』12/15-18吉祥寺シアター
■Impasse『あんずとすしお』12/16-25新宿ゴールデン街劇場
■Team ARAGOTO『~Strong Play of The World~エビ大王』12/08-23青山劇場
■パルコ・プロデュース『12人の優しい日本人 The Gentle Twelve』11/27-12/30(11/27-29はプレビュー)パルコ劇場
■演劇集団円/円・こどもステージ『おばけリンゴ』12/18-28シアターX(カイ)
■乞局『雄向葵(オマワリ)』12/28-31王子小劇場

以上。

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Posted by shinobu at 16:51 | TrackBack

【情報】第5回朝日舞台芸術賞発表

 第5回朝日舞台芸術賞が発表されました。
 グランプリは「歌わせたい男たち」です。
 朝日新聞朝刊に舞台写真や講評、受賞者インタビューが掲載されています。

Posted by shinobu at 11:08 | TrackBack

音楽座ミュージカル/Rカンパニー『とってもゴースト』01/07-18東京芸術劇場 中ホール

 大好きな音楽座ミュージカル、東京初日に伺いました。前半は退屈だったのですが、後半はやっぱり涙ボロボロ・・・。人間もゴーストも天使(ガイド)も、前に進み、変化し続ける!
 前売り券は公式サイトでも発売中。当日券も出ています。お問い合わせ⇒音楽座ミュージカルチケットセンター 042-721-5575(月~土12:00~1800・日祝休)

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 ≪あらすじ≫ 公式サイトより一部引用。(役者名)を追加。
 入江ユキ(鈴木ほのか)はアパレル業界で注目されている美貌のファッションデザイナー。ところがファッションショーのリハーサル当日、ほんの息抜きのつもりで出かけたドライブ中に自動車事故で死んでしまう。
 突然の出来事に自分でも死んだことに気づかないユキは、リハーサル会場へゴーストとなって現れるが、もちろんその姿は誰にも見えず声も聞こえない。そこへ天界からガイド(広田勇二)がやってきた。
 「お迎えにあがりました。あなたは先ほど、お亡くなりになったのです。」
 ガイドの言葉に驚くユキ。しかし、“まだ死ねない”という強い思いがわきおこり、ガイドの説明を振り切って夢中で逃げ出してしまう。
 ≪ここまで≫

 前半は歌も踊りも物足りないし、演出もかっこよくないし、退屈で・・・。でもユキが美大生の光司(安中淳也)を励ますシーンで、すごく楽しくなりました。レストランの店員も客も総動員で元気に踊る姿がはつらつとしていて、前向きではじけていて。そして後半で完全に挽回!前半は前フリだったと思えばいいのかしら。

 ここからネタバレします。でもストーリーがわかってから観ても問題ないと思います。

 光司と出会い、生まれて初めて恋に落ちたユキですが、彼女はすでに死んでいます。そうとは知らずにユキに対して一途に愛を告白する光司。題材としては映画やドラマでもよく見かけるベタな“悲恋物語”ですが、音楽座ミュージカルがなぜこんなに熱い涙を誘うのか。それは、舞台上の役者さんが全身全霊かけて恋を信じているから。そして音楽と歌がその恋を堂々と真正面から賛美しているからだと思います。それが「生きるって、すばらしいことなのよ(セリフは正確ではありません)」という命の賛美につながるのです。

 ユキの必死の嘆願にほだされて、ガイドは彼女に1日だけ肉体を持つことを許します。人間が本気で、命がけで望んだら、それは叶うのだということを表しており、観客はおのずと人生に希望を見出すことが出来ます。また、木の中に閉じこもっていたかたまり様(鳥居かほり)が、ユキと光司の愛によって目覚め、開放されたことにも幸せが溢れています。
 望む、願う、祈る、という、人間の前向きで能動的な営みは美しいです。そういうことをできる人が、幸せになれるんだと思います。つまり、誰でも幸せになれるってことなんですよね!すごく元気付けられるよ~っ。

 衣裳デザインはコシノジュンコさん。初演の写真を見る限りでは、今回の方がかなり洗練されて、かっこいいデザインになっています。黒い超ミニスカートに白いエプロンのロボット風メイド服が2種類も出てきて、それが私にはツボ。萌え~です(笑)。

 それにしても音楽座の客層って・・・不潔そうな男性(お一人で観劇)に多く遭遇・・・。明らかにかつらを被っている中年男性とか(汗)、摩訶不思議でした。

《横浜プレビュー、東京、兵庫、岐阜、愛知、静岡、九州、埼玉、神奈川》
出演=鈴木ほのか/鳥居かほり/中村桃花/久積絵夢/西岡由布子/清田和美/間地まどか/荒川ゆかり/中野祥子/長尾純子/兼崎ひろみ/磯貝麗奈/新木りえ/平木寛子/富永友紀/安中淳也/広田勇二/五十嵐進/藤田将範/饗庭大輔 /渡辺修也/新木啓介/楢原潤也/萩原弘雄/山合大輔/佐藤伸行
演出=ワームホールプロジェクト 脚本=横山由和・ワームホールプロジェクト エグゼクティブプロデューサー&クリエイティブディレクター=相川レイ子 音楽=八幡茂 音楽監督=高田浩 振付=中川久美/香瑠鼓 舞台美術=朝倉摂 衣裳=コシノジュンコ 照明=服部基 音響=実吉英一 歌唱指導=桑原英明 舞台監督=やまだてるお 製作著作=ヒューマンデザイン
S席9,870円(Web予約料金9,450円) A席7,770円(Web予約料金7,350円) B席5,670円(Web予約料金5,250円) * 全席指定・税込み * 団体割引有り * 5歳未満の入場不可
公式=http://www.ongakuza-musical.com/
ぴあ=http://t.pia.co.jp/promo/play/ongakuza_ghost.jsp

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Posted by shinobu at 10:46 | TrackBack

tpt『アメリカン・バッファロー』12/22-01/08ベニサン・ピット

 昨年末からの公演にやっと行けました。tptは見逃さないようにしています。
 男3人のささくれだったアメリカ芝居。うーん・・・眠かったです。残念。でも礒沼陽子さんの美術はやはり素晴らしかった。
 Club Silencioに詳しくて鋭いレビューがアップされています。観劇日和のろーらいさんは6回(!)もご覧になったそうです。

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 ≪あらすじ≫ チラシより引用。(役者名)を追加。
 ジャンクショップ。バファロー柄の古い5セント硬貨が売れた。店主ドン(山本亨)は少年ボブ(藤沢大悟)と硬貨の奪還を企てるが、友人ティーチ(手塚とおる)はボブを計画から外して自分を入れろと主張する。「友情も邪魔になるんだ、ドン。いま肝心なのは何だ?ビジネスだ!」
 ≪ここまで≫

 座席について舞台を見上げた途端、ワァッ!っと声を上げてしまいました。舞台の三方をぐるりと囲み、天井高くまで組み立てられた鉄パイプの格子全体に、道路標識、イス、皿などのアメリカンな古道具がくくりつけられています。小汚い店内にはアンティークとは呼べそうにないような古道具がわんさか置かれており、床にはゴミが散らばっています。舞台全体がジャンクに囲まれている状態です。床板に適度な汚しが入っていて、中央付近の1枚だけ赤茶色の板になっているのに惹かれました。

 町のゴロツキにしか見えない3人の男たちの、ひわいな言葉が連発される早口の会話。あぁ、デヴィッド・マメットだ、アメリカだ~・・・と思いました(マメット作品のレビュー→)。

 ここからネタバレします。
 
 ドンドコ勝手にしゃべりまくるティーチ(手塚とおる)は、感情をコロコロと揺れ動かせて、一人で熱くなったり落ち込んだりを繰り返します。愚かしくて情けない、だけど愛らしい人間像が、一人の役者の独白で表されていくのをじっくり味わいました。

 ボブ(藤沢大悟)がバッファロー柄の5セント玉を、盗むのではなくコイン屋で買って来てしまっていた、というのは拍子抜けで、そして微笑ましい顛末でした。でも、胸に凍みるような冷たさのどん底に至ってから、そのちっちゃな、ちっちゃな喜びを感じたかったですね。深みにまで落ち込めなかったな~。
 
 山本亨さん。店主ドン役。語尾にいつも「ボブ」とつけるのですが、どうもそれが自然に感じられませんでした。役に入りきれてないような印象。いつもの山本亨さんだな、と確かめるような感覚になっちゃうことが多かったです。
 藤沢大悟さん。元ジャンキーの少年ボブ役。可愛いかった~。トレープレフ役の時よりもずっと自然で良かったですが、もっと「頭が弱い」という様子を際立たせても良かったのではないでしょうか。プレーンすぎた気がします。
 手塚とおるさん。乱暴なティーチ役。すごいセリフ量ですよね。笑わせてもくださって、さすがだなと思いました。でも、何か、もの足りなかった・・・tptなのでね、やっぱり全体的に期待しちゃうのですよ。

 客席で岡本健一さん、植野葉子さん、チョウソンハさんを発見。tptはファミリーだなって思います。伺う度に、作り手と観客の距離がとても近いように感じるのです。

tpt53rd フェアプレイはクソくらえ。オレは万歳、オマエは死ね!
出演=手塚とおる/藤沢大悟/山本亨
作=デヴィッド・マメット 訳=広田敦郎 演出=門井均 美術=礒沼陽子 照明=塚本悟 音響=藤田赤目 舞台監督=波紫衛
11月27日(日)前売り開始 一般¥6300 学生¥3150/U30¥4200 ※U30とは、アメリカンバッファローの初演1975年以降生まれの方が対象。※学生券、U30割引はtptのみの取扱い
tpt=http://www.tpt.co.jp/

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Posted by shinobu at 00:38 | TrackBack