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しのぶの演劇レビュー
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2006年02月14日

【スナップ】愛と勇気と冒険のバレンタイン

20060214 valentine center.JPG
渋谷・公園通り

 西武百貨店のバレンタイン企画のようです。“愛と勇気と冒険のバレンタイン・センター”って・・・・ダサいよね? 献血のポスターかと思った。ドラマ「西遊記」をイメージしたチョコってちょっと・・・だから「冒険」なのか。
 今年はいつも贈る方にいつものチョコを贈りました。自分は食べなかったですね・・・残念ながら今年のバレンタインはスルーしちゃったな(涙)。

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Posted by shinobu at 19:09 | TrackBack

のぞき部屋演劇ZOKKY『ZOKKY secret live 2006 winter』2/5、2/12、2/19、2/26(すべて日曜日)Maid Bar 雪月華(せつげつか)

 新宿ゴールデン街の小さなバーで、のぞき部屋演劇を初体験。いやー・・・・参ったねコリャ、超刺激的(笑)。のぞき穴越しとはいえ、若くて可愛い女の子が至近距離でアンナコト、コンナコト・・・とりあえず女が真っ昼間から観に行くモンじゃないなっ!って自分にツッ込みましたけど(苦笑)。まあ、新しいジャンルっていうか、演劇の意外な活用法っていうか・・・ドキドキしながらかなり楽しめました。

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 観劇方法はこちら。のぞき部屋、そのまんまです。ヘッドフォンをつけてボックスの前に立ち、穴から中を覗きます。内容は・・・・、ま、メイドなんでね、直球エロでした(苦笑)。女の子たちがギャグでやってるんで、笑えますし可愛いです。そもそも“ZOKKY GIRLS(族鬼娘)”は可愛い子が選ばれてるみたいですしね。

 一人ずつしか観劇できないので、待ち時間があります。その間はカウンターでドリンクを飲みながら、ZOKKY GIRLSの写真集を観賞できます・・・って、オイっ!女の私が観てどうするのっ!?(笑) いやね、でもね、こういうプロモーションって面白いです。実際目の前で演技してくれる女の子の写真集を見て、ポストカードも買えるんです。これって・・・今はやってる秋葉系エンターテインメントなんでしょうか?
 CDかポストカードを購入したお客様へのシークレット・ライブという形式も面白いですね。

 今回はのぞき部屋演劇だけでなく、後半で歌も披露してくれました。お客様はカウンターに座って、ZOKKY GIRLSはカウンターの向こう側で小さく踊りながら歌います。近っ!どこを観ればいいの?!っていうぐらい近っ! 歌はね、もー上手いとか下手とかどうでも良かったです。女の子を、楽しむって感じですね、あーいやらしいわ、私っ。

 あぁ、こんなに客席(?)で緊張したの、久しぶりでした・・・。のぞき部屋演劇の新作が観られるなら、また行ってみたいなと思います。ZOKKY GIRLSの他のメンバーにも会ってみたいし♪

私が拝見した回は、小関ゆかり/キムラマナコ/遠藤留奈/田中陽介の4人キャスト。
出演=小関ゆかり(SPARKO)/キムラマナコ(時間堂)/小林裕子(Anjuta)*/遠藤留奈*/神前るい子(御曹子ニャンコフ)*/Yumiko(あひるなんちゃら)*/田中陽介 *印のキャストは日替わり。
produced by 小林タクシー ※CD「わたしのゾッキー C/W セックスと嘘とビデオテープ」購入者のみ入場可能。
公式=http://www.geocities.jp/no_zokky_no_life/
雪月華=http://setsugetsuka.net/index.htm

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Posted by shinobu at 18:25 | TrackBack

チーターダッシュボンバーショット『最近、アイツの笑顔がイラついてしょうがねー』02/14-15こまばアゴラ劇場

 ここ数年間のワーストでしたねぇ・・・(苦笑)。開演前の前説からヤバイなと思い、開演5分で帰りたくなりました。しかし舞台と客席の配置の関係で全く身動きできず、2時間の拷問となりました。
 なぜこの劇団がこまばアゴラ劇場「冬のサミット2005」に選抜されたのでしょうか。ハズレが最も少ない劇場なだけに、落胆が激しいです・・・。

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 ≪あらすじ≫ かなりネタバレしています。
 かなり未来の地球。「廃人法」が制定され、知能レベルの低い人間や身体障害者らを「廃棄」できる世の中になる。廃棄処分になった人々はゴミ捨て場である森の中で、ゴミを拾いながら暮らす。しばらくすると有能な人間の身体に異変が起きはじめる。生殖器が解けたり、体が黒ずんできたり。とうとう富士山が噴火して、地球全体が崩壊しはじめた。地球はガンになったのだ。
 ≪ここまで≫

 言葉が下品でお粗末です。投げっぱなしの下ネタに辟易しました。
 役者は演技というものが全く出来ていません。汚い大声をはりあげて、節制のきいていないぶざまな身体を振り乱し、ただ、吐き散らすばかり。観るに耐えませんでした。
 美術もひどかったです。私はわざとへなちょこにしたり、ボロに見せたりするセンスを認めないわけではありません。しかし今作品については志が感じられませんでした。紙製の小道具はセロハンテープでぐるぐる巻かれてテカテカしていますし、舞台のけこみに張りついた無数のボロ布は、安全ピンで留められており、その安全ピンが露出しているのです。

 普段からかなりの量のチラシを目にしていますが、この作品については仮チラシしか見つかりませんでした。そのセンスが全く私の好みに合ってませんでしたから、普段なら目に留めていなかったはずです。私はこまばアゴラ劇場の「冬のサミット」だから観に行ったのです。がっかりだー・・・。

 制作まわりについても甘いところがありました。劇場のブランドがしっかりしているから、未熟なところが目についてしまうんですよね。
 前説で「舞台から何かが飛んでくることがありますが、痛いものではない・・と、思うので・・・・」と口を濁していました。痛くないなら痛くないと断言するべきですし、「当たると痛いかもしれませんが、それを楽しんでください!」というぐらい、覚悟を決めて言って欲しいです。
 公演中に舞台写真の撮影をするのはやめてもらいたいです。ゲネプロ(リハーサル)でやるべきでしょう。カメラを持った女性が、最後列とはいえ立ったり座ったりしながら撮影しており、カシャッ!カシャッ!という音が鳴り響きました。下手は客席まで張り出して演技スペースがあったので、観るのにも邪魔でした。

 一箇所だけ好きだったのは、音楽で戸川純の「虫の女」がかかったことですね。森の中のイメージに合っていたと思います。B'zの「Bad Communication」も惜しかったなと思いました。

アゴラ劇場「冬のサミット2005」参加作品
出演=工藤史子/根岸有希子/城間真/古田裕平/川瀬アキヒロ/山田加奈子/西野大介/平川友一郎/石黒淳志/相内友美/橋本瞳(劇団プロイラー)/戸村望(熱風族)/大湯純一
作・演出=西野大介 舞台監督=木村篤 照明=嶋崎潤子 音響=小宮聖子 舞台美術=根岸有希子 宣伝美術=西野大介 制作=松井見依子 協力=春日大
全4ステージ 日時指定・全席自由 前売¥1,900 昼公演¥1,500 当日¥2,200 ※前回公演『奇雨ナイト』の半券をお持ちの方\1,500(要半券提示)
チーターダッシュボンバーショット=http://homepage2.nifty.com/momo-kaito/
こまばアゴラ劇場「冬のサミット2005」=http://www.agora-summit.com/

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Posted by shinobu at 17:35 | TrackBack