SHOW-GO produceは鈴木省吾さんと和田憲明さんのプロデュースユニットです。第1回に続いて第2回目も伺いました。
「十二人の怒れる男」は何度も映画化されている有名な作品です。三谷幸喜さんの『12人の優しい日本人』もありますね。劇団青年座の『評決-昭和三年の陪審裁判』も裁判員制度を描いた作品でした。
客席がステージを2方向から挟んでいました。シアタートップスで舞台側に座ったのは初めて。楽しかった~。
舞台をニューヨークから日本に変え、見事に脚色されていました。結末がほぼわかっていても、手に汗握って緊張して観ていられます。
★「舞台をニューヨークから日本に変え、」というのは間違いです。舞台はアメリカでしたね。なんで勘違いしたのかわからないですが(汗)、失礼いたしました(2007/03/25)。
議論は偉大だなって思えました。人間は正直に心を明かしあうことで、真実に近づくことができるんですね。
一人一人のキャラクターを味わう意味でもストーリーを追う意味でも、前半から中盤にかけてはずっと集中できたのですが、徐々に「怒る人はとにかく怒る」「涙目になる人は涙目になる」という風に演技が固定されているように感じてきて、終盤は少々退屈もしました。
小劇場の自主公演でこれだけの豪華キャストで、しっかりとした脚本&演技のお芝居を観られることってすごく少ないと思うんです。演劇を知らないお友達も安心して誘えます。だからこれからもSHOW-GO produceは追いかけちゃうと思います。
出演=有福正志/瀬戸将哉/高川裕也/俵木藤汰 [ラッパ屋]/鈴木省吾/清水宏/古川悦史 [文学座]/鈴木歩己 [グリング]/月ゴロー/仲坪由紀子/萩原利映 [グリング]/石曽根有也 [らくだ工務店]
原作:レジナルド・ローズ 翻訳:額田やえ子 脚色・演出:和田憲明 舞台美術 : 塚本祐介 舞台監督 : 蓮樹謙 照明 : 佐藤公穂 音響 : 長柄篤弘 衣装協力 : 木村猛志(衣匠也) 宣伝写真 : 福島裕二 浅沼茂樹 宣伝美術 : 石曽根有也(らくだ工務店) 舞台写真 : 笹野忠和 Web制作 : 廣瀬麻衣 制作 : 津田はつ恵 山内三知 菊池摩美 制作協力 : 石井光三オフィス THEATER/TOPS 企画 : 鈴木省吾 和田憲明
前売発売日 12月12日(火) 前売3800円 当日4000円(全席指定)
公式=http://www.show-go.net/
作品公式=http://www.show-go.net/12/
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