黒澤世莉さんが作・演出される時間堂の次回公演『ピンポン、のような』のワーク・イン・プログレスを拝見しました。ワーク・イン・プログレス(Work In Progress)とは「創作過程の発表会を一般公開すること」だそうです。
⇒fringe TOPIC
⇒CoRich舞台芸術!『ピンポン、のような』
3/30にオープンしたばかりの東京ミッドタウンに初潜入!いや~・・・豪華なビルぅ。人間臭がしない(笑)。d-laboは東京ミッドタウンのタワー7階にひっそりとありました。オフィス棟の中なんですね。小さなドアから入ってみると、そこはオサレなサロン。なんか・・・丸いぞ!
【スケジュール】公式サイトより。
19:30 WIP前半 普段の練習を披露
20:50 おやつの時間
21:00 WIP後半 「ピンポン、のような」本編のリハーサル
22:30 交流会
公開稽古は19:30から始まっていましたが、私はソワレ観劇後に伺いましたので、リハーサルの途中からの参加でした。到着したのは21:40ぐらいだったかしら。稽古着のままでプロンプも入りつつのリハーサルで、お客様は20人ぐらい。公演初日が4/26ですから、ちょうど本番10日前なんですね。本番前に観客の反応を知ることができるのは作り手にとって大きなメリットだと思います。また観客にとっても、本番に至る前段階を目撃するのは刺激的な体験なのではないでしょうか(残念ながら私はお稽古を観られなかったんですが)。
演技が終わって先に帰られるお客様を送り出し、残った人たちで交流会と呼ばれるものが始まりました。d-laboからはオリジナルの飲料水が提供されていました。作り手が観客の感想や意見を聞いて、それを作品に反映しようとする姿勢は、大人だし、前向きだし、柔軟でかっこいいと思います。私の感想を真面目に、素直に聞いてくださってとても嬉しかったです。
ただ、段取りの悪さは残念でした。交流会が始まったのは23時ごろからで、実質15分ぐらいしかなかったんですよね・・・リハーサル終了後すぐ始まってくれていれば、裕に40分ぐらいはあったと思うんだけど。でもまたこのd-laboで時間堂のイベントがありそうなので、次回に期待したいと思います。
d-laboは不思議な場所でした。巨大なディスプレイに映るのはGoogle Earth。すっご~い!ホームページでも見られるみたい(使い方がわからない・・・)。一見の価値ありですよ♪
出演=こいけけいこ、雨森スウ、境宏子、河合咲、清水那保、原田紀行、足立由夏、中田顕史郎
演出・責任者=黒澤世莉 演出助手=谷賢一 制作=田中沙織 協力=小名木正彦 主催=時間堂
無料。途中入場、途中退出は自由。
時間堂2007計画ブログ=http://blog.livedoor.jp/jtc2007/
d-labo=http://www.d-labo-midtown.com/
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
★“しのぶの演劇レビュー”TOPページはこちらです。
便利な無料メルマガも発行しております。