ドリルこと櫻井智也さんが作・演出されるMCR。前回から2ヶ月も経たない内にまた新作を発表されました。装置は特にないLABO公演とはいえ、すごいペースだと思います。
で、櫻井さんのストーリーものを初めて拝見したのですが、とーーーーーーーっても面白かった!アグレッシブなコント風の会話に吹き出して笑いながら、言葉の面白さに引き込まれ、そして最後のメッセージに元気付けられた、約1時間20分の爽快な時間でした。
あぁ、それにしても・・・・なんでこんなに面白い作品ばかり、この3連休に集まっているのぉっ?!しかも台風だしっ!!
小劇場、盛り上がりすぎです。皆さん、何を観に行くか(何をあきらめるか)、迷いに迷いましょうっ!
⇒CoRich舞台芸術!『#4 「愛憎」』
レビューの続きはアップできるかどうかわかりません。
≪あらすじ・作品紹介≫ CoRichより
あずきちゃんには10歳年下の彼氏が居るんですが、あずきちゃんは自分の事があまり好きではないから彼が好きだと言ってくれることが信じられなかったりして、年甲斐もなく乙女のメンタリティを振り回したりする面倒くさい人です。 あずきちゃんの友達は既に死んでしまっていたりするので新しい友達を作ろうと頑張ったりするんですが、友達募集サークルかと思って入った所が「被害者の会」だったりして、フルスウィングで三振みたいな結果になったりする迷惑な人です。 あずきちゃんが可愛いと思うモノは大抵世間から眉をひそめられるモノだったりするので、自己主張がみんなよりワンテンポずれた時点で発動したりする慎ましさを備えているのですが、最後の最後どうしても譲れない部分があると急に大きな声で反論しだしたりするので周りから見れば「最初から言えよ」と思われたりする損しがちな人です。 でも、みんなはあずきちゃんの事が大好きです。あずきちゃんは、そんな人達をあまり好きじゃなかったりします。 上記のような軽薄にも見えかねない演劇をやります。どうぞお楽しみに。
≪ここまで≫
出演:小椋あずき・黒岩三佳(あひるなんちゃら)・松下哲・生見司織(本田ライダーズ)・清水康栄・川島潤哉・有牛望・北島広貴(MCR)・江見昭嘉(MCR)・宮本拓也(MCR)・櫻井智也(MCR)
作・演出=ドリル(MCR) 舞台=小林英雄 照明=シミズトモヒサ 音響=志水れいこ 制作=八田雄一朗(MCR)/丸山かおり(MCR) プロデューサー= 赤沼かがみ(G-up) 企画+製作=G-up +MCR
【発売日】2007/06/20 前売・当日共通2000円(日時指定・全席自由)
http://mc-r.com/
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