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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2007年08月15日

富士ロック『恋愛』08/10-12王子小劇場

 メタリック農家の葛木英(くずき・あきら)さんとクロムモリブデンの板倉チヒロさんの2人芝居。恋愛をテーマにした短編の4本立てです。脚本家が豪華ラインナップですよね。

 色の違う4本で、2人の俳優さんの個性を楽しむことができました。

 ⇒CoRich舞台芸術!『恋愛

 公演終了していますので、ネタバレします。

1.「たちはだかるもの」
 脚本:池田鉄洋(猫のホテル/表現・さわやか) 演出:森下亮(クロムモリブデン)
 客席に向かってガツンと面白キャラをやりきってくださったのが痛快。

2.「月とルチオ」
 脚本・監修:山中隆次朗(スロウライダー)
 4作品の中で一番、演劇ならではの世界が生まれそうな脚本だったんじゃないかしら。もったいなかったですね~。衣装も疑問。

3.「月に一度だけ~Only Once a Month~」
 脚本・監修:渡邊一功(リュカ.)
 男女の2人芝居でテーマが「恋愛」ですからね、こういう大人の不実な恋愛ものが組み込まれていて嬉しいです(笑)。

4.「泡-ユニットバスの人魚-」
 脚本・演出:葛木英(メタリック農家)
 介護される男と介護する女の恋愛。いわばベタなラブ・ストーリーなんですが、男の足が魚の尻尾(=人魚)になっているというアイデアが素敵!

葛木英×板倉チヒロ 二人芝居企画=富士ロック 第1回公演
恋愛をテーマにした珠玉の短編20分×四本!!
舞台企画・出演=葛木英(メタリック農家)  出演=板倉チヒロ(クロムモリブデン) 
劇作家=池田鉄洋(猫のホテル/表現・さわやか) 山中隆次朗(スロウライダー) 渡邊一功(リュカ.) 葛木英(メタリック農家) 演出助手+舞台監督=北川大輔(カムヰヤッセン) 舞台監督補:山下知子(劇団地上3cm) 音響=平井隆史(末広寿司) 中村嘉宏 照明=床田光世(クロムモリブデン) 舞台美術=袴田長武+鴉屋 映像=浦島啓(PURE DUST) 映像監修=登米裕一 特殊衣裳=man ドラマターグ=森下亮(クロムモリブデン) ヘアメイク=増田加奈 宣伝美術=金属女王 宣伝モデル=三宅夫妻 舞台写真=石澤知絵子(paqlab) 制作=塩田友克(クロムモリブデン) 大内知子 企画・製作=富士ロック
幕間映像「フェロえもん」脚本・監修:登米裕一(キリンバズウカ) イラスト:板倉チヒロ 声の出演:葛木英/板倉チヒロ/北川大輔(友情出演)
【発売日】2007/07/07 前売り2500円/当日2800円(日時指定・全席自由)
http://fuji69.no-blog.jp/

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Posted by shinobu at 2007年08月15日 00:10 | TrackBack (0)