初めて訪れた秋田県の秋は、柔らかい太陽光が注ぐ中で心地よい風も吹いて、深呼吸する幸せをしみじみ実感できる大自然の宝庫でした。
ミュージカルを観て、美味しい食事をして、森林浴をして、もー何年ぶりだろう?って思うぐらいリラックスして楽しみました。
昨晩ビールを飲みすぎたかな~・・と思いつつ、温泉で贅沢に朝風呂に入ってすっきり爽快。バイキング形式の朝食ではパンにジャムという軽いものにしました。だって昨日は豪華に食べ過ぎた(笑)。
ホテルをチェックアウトして、車で田沢湖観光に出発!田沢湖(Wikipedia)といえば、水深日本一のカルデラ湖です。中学の地理のテストで覚えたな~・・・などと思い出しつつ到着すると、なんとも美しい青色の、大きな湖でした!!
↑山の緑と湖の青、そして晴れた水色の空!風が強かったようで、湖には大きな波が立っていました。
↑神社にお参りしてから、ウグイという魚の餌付けポイントへ。温泉の排水が湖に流れ込んで一時は魚が死滅してしまったそうですが、町をあげて水質汚染対策に取り組んだところ、少しずつ魚が戻ってきたそうです。
↑そのひとつがウグイ。餌を群れの中に投げ込むと・・・
↑集まる!跳ねる!重なる!! 「わーーーっ!!」と喜びながらじゃんじゃん餌を投げる私(笑)。風も気持ちいいし、空気も美味しいし、絶景だし、もーサイコーに楽しかった。
ダンサー・振付家のピナ・バウシュさんが、雪の中の田沢湖を観光に来られたこともあるそうです。
ウグイに別れを告げて、湖の周りを走りながら田沢湖高原へ。わらび座ミュージカル『山神様のおくりもの~マタギの里から~』の作・演出を手がけられた菊池准さん、美術の島次郎さんも創作前にいらっしゃっています。
↑またもや絶景!!奥に見えるのが先ほど餌付けをした田沢湖です。
たざわこ芸術村のホテルの名前にもなっている“ゆぽぽ”の由来を教えてもらいました。アイヌ語で「歌」を示す“うぽぽ”と、東北弁で「温かい」を意味する“あぽぽ”(おばあさんが赤ちゃんに話しかける時に使う)から来ているそうです。そこに温泉の“湯”が入って“ゆぽぽ”になったのかしら。なんとも愛らしい名前です。
高原を下りてたざわこ芸術村に戻り、昨日は貸切で入れなかったTAZAWAKO BEERでイタリアン・ランチをいただきました。
↑パスタとピザが美味しかった。地ビールは昨日飲みすぎたので自粛(笑)。
↑スタジオジブリとわらび座のコラボレーション商品です。『ジブリの絵職人・男鹿和雄展』が開催されていた東京都現代美術館と、わらび座関連施設のみでの販売。男鹿さんは秋田県出身なんですね。展覧会のオープニング・パーティーでは、わらび座が民族舞踊「沖揚音頭」を披露されたそうです。
武家屋敷(時代的のロケ地としても有名)をご案内いただき、わらび座と由縁のある安藤醸造元を訪れました。わらび座のメンバーが東京から秋田に移住し、農業を手伝いながら芸を披露して生計を立てていた頃に、お米や醤油、みそを分けてくださったのが安藤醸造元の女将(当時)だったそうです。※写真は安藤醸造元サイトより。
↑レンガ造りの蔵座敷(くらやしき)を見学しました。
↑蔵の中に和室があるんですよ~。ふすま絵が豪華。
そして、安藤醸造元が経営する北浦本館にも足を伸ばしました。安藤醸造元は今は若旦那が経営されており、わらび座とともに角館を大いに盛り上げていくプロジェクトに関わっているそうです。
↑高速道路のサービスエリアのように、休憩&お買い物する人がいっぱい。名物のソフトクリームがあるそうで、どんな味かと思ったら、なんとしょうゆ味!
↑意外にもキャラメルのような味がして、これはクセになりそう♪地元の新聞で人気ランキングNo.1になっていました。
※注意を払って記事を掲載していますが、正確な情報は公式サイトでご確認ください。
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