MCRの2本立て公演です。『慈善 MUST BE DIE』に続いて2本目の『マシュマロ・ホイップ・パンク・ロック』を拝見してきました。上演時間は約1時間40分。
⇒CoRich舞台芸術!『慈善 MUST BE DIE/マシュマロ・ホイップ・パンク・ロック』
≪あらすじ≫
病院でガン告知されちゃった。でもこの快感は何?どうやら誰かの身体と呼応し合ってるらしいよ、ボクの身体。
≪ここまで≫
会話はコント風なんだけど、語られることがとてもロマンティック♪ギャグで遊びを入れながら、男女の性愛を含む人間関係のちょっと深いところまで、照れくさそうに、でもまっすぐに意見する姿勢が、すがすがしいし優しいなと思います。
セットの変化は柱の色が変わったのと、棚に置かれている小道具が違ったぐらいだったかしら。
役者さんの演技を含む全体の演出については、もっと演劇的厚み・広がりが欲しいなと思いました。
ここからネタバレします。
「誰かに迷惑をかけたくない」という一見思いやりとも取れるエゴについて、家族や親友の歯に衣着せぬ言葉で論破していくのが気持ちいいです。
セックスの快感は身体だけじゃなくて「相手があなただから」こそ。な~んてことを声高に言ってくれるぐらい、ロマンティック♪
ガン告知された男の弟カップルが面白かったです。
「マシュマロ・ホイップ・パンク・ロック」出演=おがわじゅんや/江見昭嘉/福井喜朗/渡辺裕樹/小野紀亮/櫻井智也 /黒岩三佳(あひるなんちゃら)/三瓶大介(ククルカン)/高橋優子/異儀田夏葉/生見司織(本田ライダーズ)/篠本美帆(チーム下剋上)
作・演出=ドリル 舞台監督=金安凌平 舞台美術=袴田長武(ハカマ団) 照明=久保田つばさ(M Light) 音響=平井隆史(末広寿司) 宣伝美術・映像・撮影=メリケンサック 音楽=木村世志雄 演出助手=松下哲 制作チーフ=丸山かおり(MCR) プロデューサー=八田雄一朗(MCR) 製作=MCR
【発売日】2007/09/01 通常料金:3,000円 ロングラン割引(10/3-10/6全公演):2,500円 2ステージセット券:5,000円
http://www.mc-r.com/
※クレジットはわかる範囲で載せています。必ずしも正確な情報ではありません。ご了承下さい。
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