“松尾スズキのキャバレー”に行ってきました!すっごく楽しかった~♪豪華にエッチだし、レビューも楽しいし、遊びもあるし。満足です。
ただ、12,000円っていうのは作品の良し悪しに関わらず、お高いわ~ん(涙)。上演時間は約2時間50分(15分の休憩を含む)。
ステージごとに枚数が限られているのか、本当に完売なのかはわかりませんが、ポスター(小)は途中休憩の時点で売り切れていました。チラシのイラストの拡大版です。めちゃくちゃかっこいいですよね~。あれなら部屋に貼りたい。
★会場は青山劇場です。パルコ劇場ではありませんので、これから行かれる方はご注意を!
⇒CoRich舞台芸術!『ミュージカル「キャバレー」』
レビューをアップしました(2007/10/20)。
廃墟になったドイツの街角から、ナチスが台頭する前の華やかなベルリンを回想。阿部サダヲさん演じる幽霊のようなMCが案内してくれます。私は映画もミュージカルも観たことがないので、正真正銘の初「キャバレー」。だから“松尾スズキのキャバレー”に迷い込んだ気持ちで味わいました。
スタイル抜群の女性アンサンブル・ダンサーズが良かったわ~。康本雅子さんの振付はスタンダードな“キャバレー”らしさにコンテンポラリー風な遊びも入っててすごくかっこいい。
調子をはずすギャグが松尾さんらしくて嬉しい。歌詞が面白いし、歌は予想していたよりも楽しんで聴けました。
松雪泰子さん。がんばりが伝わってきて見とれました。衣裳もとてもお似合い。太い声が聴けて良かった。
ここからネタバレします。
ハーケンクロイツの旗が増えていって2幕へ。でもおどろおどろしくならないのがクール。ラスト近くの色んな歌がクロスしていく幻想的なシーンが素晴らしかった。
首が伸びるし口から煙吐くし、ぎらっと銀色でグロテスク極まりない巨大な猫のおばけが出てきて苦笑。そんなヘンなネコと戦いながら歌う阿部サダヲさん。何にも負けてなくてすごいなと思いました。
平岩紙さんが「ユダヤの商人!」という決め台詞を「ユザワヤの商人!」と間違えたそうで(笑)、カーテンコールでお詫びされていました。
≪東京、愛知、大阪≫
出演=松雪泰子、阿部サダヲ、森山未來、小松和重、村杉蝉之介、平岩紙、秋山菜津子 星野源 花井京乃助 羽田謙治 大川聖一郎 長田典之 川島啓介 小林遼介 町田正明 安田栄徳 康本雅子 安藤由紀 宇野まり絵 坂上真倫 西林泰子 久積絵夢 宮本えりか
演奏=Bianca(滝沢ミナコ 織原洋子 守谷美由貴 中津裕子 三科律子) 宮脇裕子 大門陽子 長井ちえ 清水直人 西川八重 門司肇
台本:ジョー・マステロフ 作曲:ジョン・カンダー 作詞:フレッド・エブ 翻訳:目黒条 日本語台本・演出:松尾スズキ 美術:高野華生瑠 照明:大島祐夫 音楽監督:門司肇 音響:山本浩一 振付:康本雅子 衣裳:戸田京子 ヘアメイク:大和田一美 演出助手・歌唱指導:伊藤和美 演出助手:大堀光威 舞台監督:二瓶剛雄 宣伝美術:河野真一 宣伝画:寺門孝之 宣伝写真:秦淳司 宣伝ヘアメイク:冨沢ノボル 宣伝衣裳:飯嶋久美子 宣伝衣裳協力:OLD HAT Tokyo 宣伝:ディップスプラネット プロデューサー:田中希世子 尾形真由美 製作:山崎浩一 企画・製作:株式会社パルコ
【発売日】2007/07/28 S席12,000円 A席10,000円 B席7,500円
http://www.parco-play.com/web/page/information/cabaret/
※クレジットはわかる範囲で載せています。必ずしも正確な情報ではありません。ご了承下さい。
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