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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2007年12月13日

壁ノ花団『悪霊』12/12-16こまばアゴラ劇場

 水沼健さんが作・演出される壁ノ花団。水沼さんはMONOの役者さんでもあります。劇団としては初の東京公演だそうです。

 どうやら不条理劇らしいというクチコミを読んでから観に行ったのに、心構えが足りませんでした・・・。上演時間は約1時間20分。

 ⇒CoRich舞台芸術!『悪霊

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより
 だだっ広いジャガイモ畑に女がひとり生えている。
 女がそこにいつから生えているのかは誰にもわからないし、ジャガイモ畑も今はもうただの荒れた土地なのでわたしのほかは誰も近づかない。
 意外と遠いところから逃げてきた一人の男が、生えている女の姿を見つけて、自分の子供を作ろうと考え女を掘り起こしはじめる。男のほうはほとんどはだかで腹をすかしていつ死んでもおかしくない。 いっぽう、女のほうは悪霊だ。
 ≪ここまで≫

 赤い屋根にえんとつのある小さな家と柵が下手奥にちょこんと置いてあります。それ以外は何も無さそうなブラックボックスなアゴラ劇場。すぐにその風景はアグレッシブに変化しますが。
 役者さんの存在感がかっこ良いな~と思ったのですが、難解で眠気が・・・。ほんとすみません。次回はもっと挑む気持ちで伺おうと思います。

 ここからネタバレします。

 天井からドサッと落ちてきた布袋には干草がいっぱい。アクティングスペース一面に撒き散らして、地面が黄色くなりました。 ⇒舞台写真
 ほこりに弱い私はすかさずマスク着用。これも眠気の原因になったかも。

≪京都、東京≫
出演:内田淳子、荒木千恵、岡嶋秀昭、金替康博
作・演出:水沼健 舞台美術:西田聖 舞台監督:浜村修司(GEKKEN staff room)  照明:福山和歌子(真昼) 照明操作:藤岡康弘 音響:堂岡俊弘 音響操作:荒木優光 衣裳:權田真弓・大野知英  イラスト:オノ・ナツメ 宣伝美術:清水俊洋  制作:垣脇純子・本郷麻衣  京都公演提携:アトリエ劇研 東京公演提携:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 主催:有限会社キューカンバー・MONO 京都芸術センター制作支援事業
【発売日】2007/10/27 一般…前売3,000円・当日3,300円 学生…前売2,000円・当日2,300円【日時指定・整理番号付自由席】
http://kabenohanadan.com/

※クレジットはわかる範囲で載せています。必ずしも正確な情報ではありません。
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Posted by shinobu at 2007年12月13日 22:17 | TrackBack (0)