あうるすぽっとで山崎清介さんがチェーホフ作品を演出するシリーズの第一弾です。今回はマイケル・フレイン翻案『くしゃみ』の中から6本を上演。
お友達に誘われたので当日券で伺いました。終演後のトークに出演されていた翻訳の小田島恒志さんが面白かった~。
⇒CoRich舞台芸術!『チェーホフ短編集』
上演されたのは「ドラマ」「外国もの」「たばこの害悪について」「白鳥の歌」「熊」「プロポーズ」の6本。ん~、残念ながら全体的に私には退屈でした。チェーホフの作品だと思うと、ついつい会話の奥にあるものを期待しちゃうんですよね。
「熊」が一番良かったです。ストレートな愛の告白とかに弱い(笑)。
≪ポスト・パフォーマンス・トーク≫
出演:山崎清介(演出)/小田島恒志(翻訳)
小田島恒志さんの翻訳作品はよく拝見していましたが、ご本人がお話するのを見るのは初めてでした。相打ちのような突っ込みが鋭くって、とっても面白かった(笑)。“ウィットに飛んだ会話”は、こういうところに生まれるのかもと思いました。
ここからネタバレします。
旅芸人の一座の設定はいらなかったんじゃないかしら。家族という枠組みで充分だったように思います。
~マイケル・フレイン翻案『くしゃみ』より~
出演:伊沢磨紀、佐藤誓、山口雅義、戸谷昌弘、三咲順子、山田ひとみ
作:アントン・チェーホフ 英訳:マイケル・フレイン 翻訳:小田島恒志 演出:山崎清介 照明:山口暁 音響:角張正雄 美術:松岡泉 衣裳:三大寺志保美 演出補:小笠原響 舞台監督:堀吉行 制作:峰岸直子 主催:華のん企画/(財)としま未来文化財団
【発売日】2007/11/26 全席指定 一般/5,000円(前売・当日とも) 豊島区民割引/4,700円 としまみらい友の会/4,500円 全て消費税込・区民割引・友の会はとしまみらいチケットセンターのみ取り扱い
http://www.owlspot.jp/performance/080126.html
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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