王子小劇場の地下でのぞき部屋演劇を拝見(⇒ZOKKY公式サイト)。私だけのために役者さんが目の前(ほんとに目の前・笑)で演劇をしてくれるのは、嬉しい、というより可笑しすぎます(笑)。百聞は一見にしかず。
待ち時間はCDウォークマンを貸してくれます。そこで流れる楽曲もZOKKYのオリジナル。ロビーのいかがわしいムードも面白いです。
⇒CoRich舞台芸術!『ZOKKYののぞき部屋コレクションPart2』
14:00よりも前に到着して整理番号をゲットし、1日で3作品すべて鑑賞できました。役者さんの休憩時間もあるので、整理番号を取ったらすぐに観られるというわけではありません。
でも、待ち時間を楽しく過ごすために王子小劇場周辺地図を配っていたり、パンフレットの内容が読み物として充実していたり、快適な鑑賞のために配慮してくださっています。
期間:4月26日(土)、27日(日):14:00~22:00
4月29日(火・祝):12:00~16:30
※上演時間は一作品につき、3~5分程度
以下、鑑賞順に。ネタバレしてます。私は「男と女」が一番面白かったかも。
王子小劇場の階段のスペースを使っているのは凄いアイデアですよね。演技スペースも広いし脚本・演出の可能性も広がっています。のぞき穴のある壁が近づいてきて開幕するのも面白かった(笑)。
■「冥土の果て」
出演:清水那保(DULL-COLORED POP)、田中龍、大塚秀記
S女王にじっと見つめられてライターの火が近づいたのにドキドキ(笑)。
■「君の胸に抱かれたい」
出演:畔上千春(ボーダビッチ)、碓井清喜、大塚秀記
巨乳の女の子のコンプレックス。バカになりきって踊って笑って。目の前でやってると思うとさらに笑えます。
■「男と女」
出演:佐々木なふみ(東京ネジ)、小玉慶晴(ビッグアップル)
急に大人になってしまった6歳の少年と、大人の女のラブアフェアー。不条理(笑)。
ZOKKY王子リバーシブル提案公演
出演:清水那保(DULL-COLORED POP)、畔上千春(ボーダビッチ)、佐々木なふみ(東京ネジ)、田中龍、大塚秀記、碓井清喜、小玉慶晴(ビッグアップル)
脚本・演出:小林タクシー 照明:兼子慎平(La Sens) 舞台監督・制作:佐伯風土 音響協力:JUN./佐藤拓馬(佐藤拓馬とシューマッハーズ) 写真撮影:堀奈津美(*rism/DULL-COLORED POP)
※一作品につき500円 ※当日券のみの販売
http://zokky.jp
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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