新宿の紀伊國屋ホールに行く時は、開演前に6階の演劇書コーナーに立ち寄ります。その時期に話題になっている公演や企画に合わせて、売り場の本がちゃんと並べ替えられているのが凄い。
先日この公演で行った時は、平積みになっていた新潮2008年6月号を買いました。時期的には既に8月号が出ているのですが、岡田利規さんが大江健三郎賞を受賞されたからですよね。装丁がかっこいいですよね~。どうしても他のと比べちゃう。
『混じりあうこと、消えること』のパンフレットで演劇評論家の大笹吉雄さんが、作者の前田司郎さんをはじめ、三島由紀夫、岸田國士らの戯曲の文体について書かれていましたが、岡田さんの『フリータイム』の文体は・・・強烈です。小説「楽観的な方のケース」は視点の変化をうっかり見落とさないように読みました。楽しかった。最後に「え?」と、やっぱりだまされそうになったけど(笑)。
松井周さんの『「油断している人間」になる方法』も載っていました。得した気分♪
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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