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2008年11月06日

中野成樹+フランケンズ『多田淳之介+フランケンズ 「トランス」』11/05-06江古田ストアハウス

 中野成樹さんが誤意訳・演出を手がける中野成樹+フランケンズが、東京デスロックの多田淳之介さんを演出に向かえ、多田淳之介+フランケンズとして鴻上尚史さんの人気戯曲『トランス』(1993年初演)を上演します。

 鴻上さんって凄い!『トランス』って深い!と、ものすごい発見をした気分になっちゃいました。私はこれまでに2種類の『トランス』を観たはずなんですが、戯曲の意味をわかっていなかったんでしょうね~(汗)。上演時間は約1時間20分。
 江古田ストアハウスでの公演は本日までで、11/7~9は横浜のSTスポットで上演されます。

 ⇒CoRich舞台芸術!『 トランス
 レビューは途中です。

 ≪あらすじ≫
 高校時代の仲良し同級生3人が数年ぶりに再会。それぞれに精神科医、フリーライター、オカマになっていた。フリーライター・雅人が精神病の患者として精神科医・礼子のもとにやってくる。オカマの参三は雅人が偶然入ったバーで働いていた。
 ≪ここまで≫

 ≪ポスト・パフォーマンス・トーク≫ 日本芸術大学内で「二次会?」として開催。
 出演:多田淳之介 中野成樹 ←お2人とも日芸出身で、第三舞台が大好きだったそうです。

 多田「鴻上尚史さんとはご縁がありまして、20歳の時に『コーマ・エンジェル』のオーディションに受かったんですが、本番2週間前に降板させられました。まあ演技が下手だったからでしょうけど(笑)。」

 中野「今回は稽古期間が約2週間でした。多田さんは俳優に大量のセリフを短時間で覚えることを要求するタイプじゃないですか?」
 多田「自分の経験からすると、丸2日間、稽古をし続けて、1時間分の芝居のセリフをすべて覚えるのが限界でした。それぐらいはやってもらいたい。」

 観客「戯曲『トランス』の悪い(と思う)ところ、良い(と思う)ところはどこですか?」
 多田「悪いのは・・・あとがきとか・・・。良いのは構成ですね。情報の出るタイミングとか人物の出ハケとか、素晴らしいです。さすがだと思いました。」

≪江古田、横浜≫ 
出演:フランケンズ(村上聡一、福田毅、野島真理、石橋志保)
脚本:鴻上尚史 演出:多田淳之介(東京デスロック) 照明:高橋英哉 宣伝美術:青木正(Thomas Alex) 制作:ゴ・フランケンズ 主催:中野成樹+フランケンズ
【発売日】2008/10/10 前売2300円 当日2500円
http://frankens.net/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2008年11月06日 16:44 | TrackBack (0)