岡崎藝術座『リズム三兄妹』のスピンオフ企画・『はやねはやおき朝御飯』を観てきました。約1時間で、朝食付き。
立派なアングラ精神だよな~・・・かっこいいッス!加担するのはちょっと勇気がいったけど(笑)、行って良かったです。あぁ、眠い・・・。
⇒CoRich舞台芸術!『 「リズム三兄妹」「はやねはやおき朝御飯」 』
普通にアゴラ劇場の客席に座って開演を待っていたところ、テンションがちょっと不思議な方向にふりきれたリズム三兄妹が登場。舞台上には誰かが布団を被って寝ています。
『リズム三兄妹』の登場人物たちの3年前を描くという設定ですが、お芝居鑑賞というよりは、観客参加型イベントでした(笑)。
ちょっとどきどきして不安にもなったけど、国民的歌手・巣恋歌(西田夏奈子)が愛らしくて良かったです。
スピンオフ企画なので、これは本編を観てからの方が楽しめるのではないかと思いました。観てなかったら、色々とあまりに唐突なのでは?(笑)
ここからネタバレします。
白神美央さんのお得意のラップも披露していただきつつ、観客は順番に劇場内からロビーへと移動して朝食をいただきます(お弁当でした)。移動に工夫が凝らされていて、ちゃんと劇世界にいたままでいられたのが嬉しかった。自動シャッターが開いて次へ展開するのもお見事。
巣恋歌が渋谷ハチ公前でデビュー・ライブを行うことになり、観客も各自、電車で移動。回数券とパンフレットを配り、警察対策(笑)も万全でした。東急百貨店のエントランス前で、巣恋歌は堂々とヴァイオリンを弾きながらの熱唱。観客が丸く彼女を囲んで、手拍子も拍手も起こり、朝から異様な盛り上がり(笑)。
終演後は「朝ごはんを出してしまったので赤字になりました。よかったらカンパをお願いします」とのアナウンスあり。CD(4曲収録で500円。作詩:神里雄大 歌・演奏・作曲・編曲:西田夏奈子)も買って、カンパもしちゃいました。みんな楽しそうだった。いや、楽しかった。写真はライブ終了後の巣恋歌さんです。
こまばアゴラ劇場2008年度秋のシーズンラインナップ作品
特別CD「巣恋歌はうたいつづける」(巣恋歌とリズムブラザーズ・シスターズ)
出演:西田夏奈子(巣恋歌) 白神美央(リズム三兄妹の姉) 内田慈(リズム三兄妹の妹) 鷲尾英彰(リズム三兄妹の兄) 億土点(サカタ社長) 坂倉奈津子(マネージャー) 召田実子(マイクの精、マイク)
脚本・演出:神里雄大 照明: 高橋かおり 制作: elegirl label 助手: 鈴木啓史 企画制作: 岡崎藝術座/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 主催: (有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
【休演日】11月4日(火)【発売日】2008/09/15 前売2000円 当日2500円 両公演共通券3500円(前売りのみ取り扱い) (朝公演はセット券のみ販売) ※11月7日(金) 14:00の回は前売、当日券ともに500円割引き(共通券には適応不可)
終演後トークあり→10月30日(木):出演者によるトーク 10月31日(金):篠田千明氏(快快・演出家) 11月5日(水):山内健司氏(青年団・俳優)
http://okazaki.nobody.jp
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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