昨年に続いて佐藤佐吉賞授賞式に伺いました。100人以上の演劇人が集まり、プロの落語をじっくり楽しむ時間も設けられた豪華イベントでした。
僭越ながら最優秀脚本賞のプレゼンターを務めさせていただきました。受賞された皆様、おめでとうございます!
⇒結果は公式サイトでどうぞ!
≪佐藤佐吉賞とは≫ 公式サイトより
佐藤佐吉賞とは、王子小劇場で年間上演されたすべての公演を対象に、優れた作品・戯曲・演出・舞台美術・照明・音響・衣装・宣伝美術・主演男優/女優・助演男優/女優の各部門を表彰するものです。選考は、佐藤佐吉賞選考委員会(委員長・王子小劇場代表玉山悟)が行います。
≪ここまで≫
代表の玉山悟さんの乾杯のご発声により開会。「今年の目標はCoRich舞台芸術アワード!で1位を取る事です」とおっしゃっていました。ぜひがんばってもらいたいです!
佐藤電機株式会社の社長から「メセナアワード2008 たたかう劇場賞」受賞の報告もあり、王子小劇場が文化の発信地として広く認められていることを、王子小劇場を使用している作り手の方々と共有しあえて嬉しく思いました。
最優優秀賞を受賞された方々です↓ おめでとうございます!
私が2008年に王子小劇場で拝見したのは18作品でした。その中で、質が高いストレート・プレイとして誰にでもお薦めできると思ったコロブチカ『proof』が、どの賞にもノミネートされていなかったことは残念。佐藤佐吉賞選考委員会の皆さんのセンスと、私の好みが離れているのかもしれません。そうだとしても、劇場が独自のカラーを打ち出していることは、一観客としてありがたいと思いますし、信用できるところだとも思います。
18作品しか拝見していないのですが、個人的に最も納得がいったのは、最優秀主演男優賞を空想組曲『僕らの声の届かない場所』に主演された狩野和馬さん(InnocentSphere)が受賞されたことでした。おめでとうございました!
王子小劇場:http://www.en-geki.com/
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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