高屋奈月原作の人気少女漫画『フルーツバスケット』が、男性のみのキャストで舞台化されます。台本・演出はStudio Lifeの倉田淳さん。⇒オーディション情報・原作紹介
メイン・キャスト18人が勢ぞろいした記者発表に伺いました(Studio Lifeの製作発表⇒1、2、3)。⇒WEBデビュー
●フジテレビジョン/スタジオライフ/銀河劇場『フルーツバスケット』
期間:2009年2/26(木)~3/8(日) 会場:天王洲 銀河劇場
お問合せ:グラフィックノベル・プロダクション TEL03-3319-2389 (スタジオライフ内)
⇒公式サイト ⇒出演者動画
⇒2月14日(土)、15日(日)に東京ビッグサイトでイベントあり。
⇒CoRich舞台芸術!『フルーツバスケット』
↓前列左から岩﨑大、曽世海司、三上俊、上山竜司(RUN&GUN)、米原幸佑(RUN&GUN)
≪あらすじ≫ 公式サイトより
"交通事故で家族を失い、訳あってテントで暮らす女子高生・本田透。ひょんなことから家事の腕を買われ、同級生で王子様的存在である草摩由希の家で居候することになる。ところが、草摩家の一族は重大な秘密を抱えていた。それは異性に抱きつかれると十二支の動物に変身してしまうという呪いだった。
明るくひたむきに生きる少女と、悲しき宿命を背負った一族の触れ合いを描く心温まるヒューマン・ストーリー。
≪ここまで≫
三上「最後には、思わずほほんで帰ってもらえるような作品にしたい。」
作・演出の倉田淳さん「“もののけ”が象徴するのは、私たち人間が心の中に抱える闇の部分だと思います。もののけに取り付かれた草摩家の人々は、(他人とはもちろん)生みの親との関係さえうまくいっておらず、それは現代社会の状態に酷似しています。彼らは自分の中の、人に知られたくないダークな部分を含めて、受け止めてくれる人を求めている。そこに(彼らと同じく)痛みを抱えた女子高生・透が現れ、うまく感応し合えるようになる。
『フルーツバスケット』には、私たちが出会いたいすべてのものが詰まっていると思いました。キャストの皆さんは、はつらつと若く存在してくれていて、稽古場は活気に満ちています。歌とダンスも盛り込んだ、心の琴線に触れる舞台にしたい。」
↓前列左から舟見和利、岩﨑大、曽世海司、三上俊。後列右から松本慎也、荒木健太朗
劇団代表・河内喜一朗さん「男性向けのマンガ(劇画)と少女漫画は違うのだということを、『フルーツバスケット』を読んで初めて気づきました。劇画は描かれた絵を読みますが、少女漫画は絵の向こう側を読んではじめて本当に味わえる。『フルーツバスケット』は向こう側を読むことができ、すごく面白かった。原作に負けない芝居を作りたいと思っています。
河内「愛情には賞味期限はない。傷ついた方に、心のエネルギーを補填していただきたい。」
↓前列左から上山竜司(RUN&GUN)、米原幸佑(RUN&GUN)、真山明大。後列左から松本慎也、吉田隆太、藤原啓児
女の子のような高くて澄んだ声のSHOWTA.さんが、スタジオライフについてこんな感想をおっしゃっていました。
SHOWTA.「昨年スタジオライフの作品を観た時は、(それが)重たいテーマだったのもあって、きっと稽古場は厳しい他は何もないのだろうと想像していた。実際とてもへこむこともあるけれど、みんながいるので前を向けると思えた。歌を歌う時はいつも1人。でも稽古をやるにつれて仲間っていいなと思うようになった。今は稽古場から家に帰るのがつらい。できることならずっと稽古場にいたい。SHOWTA.を温かく迎えてくださって感謝しています。」
↓前列左から加藤義宗、舟見和利、岩﨑大、曽世海司、三上俊、上山竜司(RUN&GUN)、米原幸佑(RUN&GUN)、真山明大、青木隆敏
↓後列左から鈴木聡、古川洋介、SHOWTA.、内山翔人、荒木健太朗、松本慎也、吉田隆太
真摯に美しさを求める劇団独自のカラーに、スタジオライフ初出演の客演陣、そしてオーディション合格メンバーが初々しい風を吹き込んでくれそうです。元気はつらつで、明るく楽しい音楽劇を期待しています。倉田さんが“もののけ”をどう演出されるのかも楽しみです。
ストロベリー・チーム、チェリー・チームのダブルキャスト公演。
出演:上山竜司(RUN&GUN) 米原幸佑(RUN&GUN) 真山明大 加藤義宗 内山翔人(オフィス斬) SHOWTA.古川洋介 鈴木聡(M&Sカンパニー) 曽世海司 岩﨑大 舟見和利 青木隆敏 荒木健太朗 松本慎也 三上俊 吉田隆太 藤原啓児 河内喜一朗 他
原作:「フルーツバスケット」高屋奈月(白泉社刊) 脚本・演出:倉田淳 主催:フジテレビジョン/スタジオライフ/銀河劇場
お問合せ: グラフィックノベル・プロダクション TEL03-3319-2389 (スタジオライフ内)
1月17日(土)~好評発売中[一般・前売・当日] S席6,900円/A席5,600円/B席4,900円(税込)[ウィークデイマチネ料金] S席4,500円/A席4,000円/B席3,500円(税込) ※未就学児のご入場はご遠慮ください。
http://wwwz.fujitv.co.jp/events/furuba/index.html
http://www.studio-life.com/stage/furuba/index.html
http://www.gingeki.jp/special/fruba.html
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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