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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2009年02月20日

真心一座 身も心も『流れ姉妹 たつことかつこ ~獣たちの夜~』02/18-22本多劇場

 千葉雅子さんの脚本を河原雅彦さんが演出する“小劇場の大衆演劇”『流れ姉妹 』シリーズ第3弾(⇒第1弾第2弾)です。上演時間は約2時間30分(休憩なし)。

 初日の日替わりゲストは高田聖子さん。高田さんがすっごく面白かった!素敵!
 販売されている公演パンフレットには前回までの図解入りあらすじアリ。パっと見は冊子が薄そうなのですが、内容は充実しています。スタッフさんの横顔がわかる欄(Q&A)があるのが好き。

 ⇒当日券(TICKETS@TOKYO
 ⇒CoRich舞台芸術!『流れ姉妹 たつことかつこ ~獣たちの夜~
 レビューは短めです。仕事が詰ってきてしまいました・・・。

 “真心一座 身も心も”の中心メンバーは河原雅彦さん、千葉雅子さん、坂田聡さん、村岡希美さんの4人で、全員が出演されます。毎回、千葉さん演じる姉たつこに恋人ができて、村岡さん演じる妹かつこは(なぜか)レイプされるというのがお約束。

 第2弾が私好みのど真ん中だったので、それと比較すると物足りなさもあり。やっぱり劇場が広くなると作品全体の印象が変わりますよね。
 ゲストラバーの中村倫也さんの演技、存在感がとても良かったです。若いイケメン俳優では久々に私的ヒット♪

 ここからネタバレします。

 レイプシーンが見どころで、馬鹿馬鹿しく演出されているのが今回も面白かったです。「レイプ」と書くと怖いんですが、そこに至るまでの心の動きがちゃんと描かれるし、あくまでも面白い見せ場として演出されるので私にも大丈夫。

 カーテンコールで高田さんが前回の登場人物の衣裳で登場してくれました(わざわざカーテンコールのためだけに)。サービス精神、エンターティナー精神に感動。

≪東京、大阪、北海道、愛知≫
出演:高橋和也(三代目ゲストレイパー)、中村倫也(三代目ゲストラバー)、河原雅彦、千葉雅子、坂田聡、村岡希美、小林顕作、政岡泰志、伊達暁、信川清順、木野花(ゲストマザー)、+豪華日替わりゲスト(高田聖子)
脚本:千葉雅子 演出:河原雅彦 照明:倉本泰史 音響:藤本純子 美術:片平圭衣子 衣裳:木村猛志
映像:ムーチョ村松 演出助手:福本朝子 舞台監督:高橋大輔+至福団 宣伝美術:Coa Graphics 写真:引地信彦 Web:新藤健 今城加奈子 宣伝:吉田プロモーション 票券:西川悦代 制作:佐々木康志 ラインプロデューサー:牛山晃一 プロデューサー:伊藤達哉 主催・製作:ゴーチ・ブラザーズ
【発売日】2009/01/17 前売:6,000円 当日:6,500円(全席指定・税込)
http://mimokoko.net/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2009年02月20日 11:38 | TrackBack (0)