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Shinobu's theatre review
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REVIEW

2009年04月09日

劇団☆新感線『いのうえ歌舞伎☆壊〈Punk〉「蜉蝣峠」』03/11-04/12赤坂ACTシアター

 宮藤官九郎さんの脚本をいのうえひでのりさんが演出する、劇団☆新感線の新作です。1月に『リチャード三世』を観たばかりなので、頻繁に新感線を観てる気分。劇場も同じですしね。

 う~ん・・・脚本も演技も楽しめなかったです・・・。1階のかなり後方席だったせいもあるのかしら。上演時間は約3時間(途中休憩1回を含む)。

 ⇒CoRich舞台芸術!『蜉蝣峠

 身代わり(犠牲)、入れ替わり、なりきり、見なしなど、興味のあるキーワードとつながるかな~と思ったのですが、最後まで私自身との接点を見つけられず。宮藤官九郎さんの脚本は、私には合わないのかも。

 大きな紗幕に映す動画は、それ自体はかっこいいと思うのですが、動画で表現する部分が私には多すぎました。紗幕の模様と動画が重なるのは絵的に良かったです。

 右近健一さんが面白かったな~。勝地涼さんも期待通りでした。木村了さんもきれいだった。

 ここからネタバレします。

 記憶を失っていた闇太郎(古田新太)は、銀之助(勝地涼)に「来いよ!」と声をかけられたから、ろまん街に戻ってきてしまったんですよね。2人があんなに簡単に連れ合うようになったことに納得できなくて、最初からつまづいてしまいました。

 本物の闇太郎として登場した右近さんが、高らかと気持ちよく歌を歌ってくださり、映像に「日生劇場」のロゴが出てきたので爆笑。

≪東京、大阪≫
出演:古田新太、堤真一、高岡早紀、勝地涼、木村了、梶原善、粟根まこと、高田聖子、橋本じゅん、右近健一、逆木圭一郎、河野まさと、村木よし子、インディ高橋、山本カナコ、礒野慎吾、吉田メタル、中谷さとみ、保坂エマ 、村木仁、少路勇介、川原正嗣、前田悟、教祖イコマノリユキ 武田浩二、藤家剛、工藤孝裕、矢部敬三、川島弘之、加藤学、根岸達也 安田桃太郎、葛貫なおこ、角裕子、水野伽奈子、二平夏初、北川響、佐々木光弘、高木珠里、西川瑞、浜田麻希、坂東工、眞中幸子
脚本・作詞:宮藤官九郎 演出:いのうえひでのり 美術:堀尾幸男 照明:原田保 衣裳:緒形規矩子 音楽:岡崎司 振付:川崎悦子 音響:井上哲司 音効:末谷あずさ/大木裕介 殺陣指導:田尻茂一/川原正嗣/前田悟 アクション監督:川原正嗣 ヘア&メイク:宮内宏明 小道具:高橋岳蔵 特殊効果:南義明 映像:上田大樹(&FICTION) 大道具:俳優座劇場舞台美術部 音楽部:右近健一 演出助手:山﨑総司 舞台監督:芳谷研  宣伝美術:河野真一 宣伝画:洗智樹 宣伝写真:渞忠之 宣伝メイク:内田百合香 宣伝:ディップス・プラネット 票券&広報:脇本好美(ヴィレッヂ) 制作協力:サンライズプロモーション東京(東京公演) 制作助手:辻未央/市瀬玉子 制作補:小池映子(ヴィレッヂ) 制作:柴原智子(ヴィレッヂ) エグゼクティブプロデューサー:細川展裕(ヴィレッヂ) 企画・製作:劇団☆新感線/ヴィレッヂ
【発売日】2009/01/24 ★本公演 S席-11,000円/A席-9,000円 ★3月11日(水)プレビュー公演 S席-9,000円/A席-7,000円
http://www.kageroutouge.com/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2009年04月09日 23:52 | TrackBack (0)