宮藤官九郎さんが作・演出・出演される、パルコと大人計画のプロデュース公演です。大人計画&グループ魂の面々に、森山未來さん、松田龍平さん、片桐はいりさんが加わった豪華キャスト。
ロックオペラの名の通り、バンドの生演奏が物語に大きくからんだ音楽劇でした。下ネタを含むギャグもいつもどおり満載。舞台上のどの役者さんもかっこ良くて、面白くて、歌も演奏も楽しくて、全く飽きない約2時間20分でした。
⇒CoRich舞台芸術!『R2C2』
レビューは短めです。ちょっと体力なくなってます・・・
≪あらすじ≫
舞台は2044年の東京・渋谷。パルコはすべてハンバーグ・レストラン“びっくり!ドンキー”に買収されていた。“びっくり…”のオーナーは、今は世間から姿を消している大ロックスター・パルコム(阿部サダヲ)の息子・クワトロ(森山未來)だ。彼は日本からアメリカの戦地へ送り出す、戦闘用サイボーグの製造も手がけていた。
≪ここまで≫
楽器が演奏できるって、歌えるって、凄いことですね。森山未來さんは歌えるし踊れるしピアノ弾けるし。は~・・・かっこえーわ。
ここからネタバレします。
「戦争反対」と発言するのも違法、バンドを組むのも違法となった渋谷で、冷凍睡眠(?)から目覚めたパルコム(阿部サダヲ)が、ロックの叫びを上げたのには涙が出そうになりました。めっさかっこえーっす。
「誰のギターだろうが同じ」というセリフが引っかかりました。打ち込みの演奏はずっと前からありましたけど、最近は歌もボーカロイドがいますものね。音楽、どうなるんだろう。
≪東京、大阪≫
出演:阿部サダヲ 森山未來 三宅弘城 皆川猿時 近藤公園 平岩紙 宮藤官九郎 片桐はいり 松田龍平
脚本・演出:宮藤官九郎 作曲:富澤タク 美術:小泉博康 照明:吉川ひろ子 音響:山本浩一 衣裳:伊賀大介 ヘアメイク:大和田一美 振付:八反田リコ 映像:上田大樹 演出助手:大堀光威 佐藤涼子 衣裳助手:戸田京子 伊澤潤子 梅田和加子 舞台監督:舛田勝敏 制作:河端ナツキ 北條智子 赤堀あづさ プロデューサー:長坂まき子 田中希世子 企画:大人計画 プロデュース・製作:(株)パルコ/大人計画
【発売日】2009/03/01 全席指定・税込 8,800円 ※未就学児のご入場はお断りいたします。
http://www.parco-play.com/web/page/information/r2c2/
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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