バンダラコンチャは、劇団ダンダンブエノの近藤芳正さんが新たに企画・製作される演劇ユニットです。
2本の短編小説を倉持裕さんと前川知大さんがそれぞれに戯曲化し、近藤さんと桑原裕子さんが演出されます。今注目を集めている若手劇作・演出家を3人も起用されていて、近藤さんは凄い目利きだな~と思います。
2本の短編は1本ずつ別々にではなく、少しずつ交互に上演されます。“ソロアルバム”という冠名の意味がよくわかりました。榎木孝明さんの豪快な演技が楽しかったです。
⇒CoRich舞台芸術!『相思双愛』
レビューは記録のみ。
■「春は馬車に乗って」
原作:横光利一 脚本:倉持裕(ペンギンプルペイルバイルズ)、
肺病の妻(坂井真紀)を介抱する文筆家の夫(近藤芳正)。妻がいつもそばにいて欲しいとわがままを言うので、仕事が全然はかどらない。
■「四十回のまばたき」
原作:重松清 脚本:前川知大(イキウメ)
翻訳家(近藤芳正)の妻が半年前に交通事故で死んでしまった。妻にそっくりの姪(辺見えみり)が、今年も“冬眠”をしにやってきた。
ここからネタバレします。
近藤さんがメガネをかけている神経質そうな文筆家と、気が弱くて優しそうな翻訳家という、全然違う性格の2役を交互に演じていくのが見どころの1つでしょうね。
≪東京、兵庫、山形、鹿児島、山口、愛知、大阪、茨城≫
出演:坂井真紀、辺見えみり、近藤芳正、榎木孝明
原作:横光利一「春は馬車に乗って」(新潮文庫)/重松清「四十回のまばたき」(幻冬舎文庫) 脚本:倉持裕(ペンギンプルペイルバイルズ)、前川知大(イキウメ) 演出:近藤芳正、桑原裕子(KAKUTA) 音楽:アルケミスト&花れん 美術:松岡泉 照明:倉本泰史 音響:島貫聡 舞台監督:松阪哲生 衣裳:牧野純子 演出助手:田村友佳 宣伝美術:タカハシデザイン室 宣伝写真:清水博孝 宣伝ヘアメイク:近藤英雄 宣伝衣裳:小野涼子 宣伝衣裳提供:ダダグラム 制作協力:トップシーン 票券:荘司雅子 制作:藤野和美 安積智子 企画・製作: 近藤芳正
【発売日】2009/03/14 S席6,500円 A席4,800円
http://www.dandanbueno.com/
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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