青年団の国際交流プロジェクト『キョウトノマトペ』は、オノマトペ(擬声語・Wikipedia)を多用し、声・顔・からだをフル活用した擬音語劇。青年団初のボイスパフォーマンスとのことです。上演時間は約1時間弱。
青年団劇団員の方々とフランス演劇人とのご縁は、どんどんと広がっているようですね。チラシのビジュアルが内容に合ってる気がします。
⇒CoRich舞台芸術!『キョウトノマトペ』
3脚の譜面台と、立って乗れる小さな木箱が1つ。装置はそれだけです。3人の役者さんが体を動かし声を出す、短いシーン(章)で積み上げる1時間。
言葉は日本語、英語、仏語が聞こえてきました。言語は他にも使ってそう。
ん~・・・何か面白そうな世界の入口を垣間見たっていう感覚かも。
ここからネタバレします。
人間が人間ではなく、役者でもなく、音を出す物体として見えてきた“最終章”は面白かったです。
≪東京、京都≫
青年団国際演劇交流プロジェクト2009 Projet de Collaboration Internationale de Seinendan 2009
『Kyôtonomatopée』Texte/mise en scène: Laurent Colomb
出演:古屋隆太 二反田幸平 鈴木智香子
脚本・演出:ロラン・コロン 照明:西本彩 通訳:斉藤チカコ 宣伝美術:京 チラシイラスト:ロラン・コロン 日仏コーディネート:横山優 制作:西山葉子 制作統括:鈴木智香子 芸術監督:平田オリザ
【発売日】2009/06/01 日時指定・全席自由席・整理番号付き。予約・当日共 一般=2,000円/学生・シニア=1,800円*学生・シニア(65歳以上)の方は、当日受付にて学籍、年齢を示す証明書をご提示ください。*本公演は、芸術地域通貨ARTS(アーツ)がご利用いただけます。(1ARTS=1円。ARTSとは、桜美林大学内の演劇施設で施行されている地域通貨です。)
http://www.seinendan.org/jpn/info/info090529.html
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
★“しのぶの演劇レビュー”TOPページはこちらです。
便利な無料メルマガも発行しております。