ずいぶん前に(今年ですが)読んで、衝撃を受けた本です。
脳科学者の池谷裕二さんが母校の高校生のために行った講義の内容です。だから私のような素人にもわかりやすく、さらにパラパラ漫画もついていて(笑)、目からウロコが落ちる思いの連続でした。⇒動画特設サイトもあります。
もっとも影響を受けたのは「僕らにある「自由」は、自由意思ではなく自由否定だ」というところ。ヒトは「○○したい」と思ってから身体を動かしているのだと思い込んでいたのですが、実はそうではなく、脳が自分の意志よりも先に反応して身体が動いているんです。つまりヒトは「自動的に脳から発生してきたアイデアを自由否定するかどうか、つまり、採用するか不採用にするかだけ」(283頁)なんですね。
他にも、ヒトは相手の左顔(自分にとっては右顔)しか見えてないとか、ヒトにはなぜ恋愛をする能力が備わっているのか等、生活も生き方も変えたい(変えられる!)と思えるヒント(事実)をいっぱいもらいました。
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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