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REVIEW

2009年11月06日

KAKUTA『甘い丘』10/30-11/08シアタートラム

 桑原裕子さんが作・演出・出演される劇団KAKUTA(カクタ)。シアタートラムでの公演が定着しています。『甘い丘』は第52回岸田國士戯曲賞の最終候補作品です(⇒過去レビュー)。

 最後列のトラムシートにお客様が数名いらっしゃり、ほぼ満席でした。まだ残席あるようですのでぜひ。今週末まで全日1日につき1ステージの公演です。上演時間は約2時間10分(休憩なし)。

 ロビーで戯曲本を購入(1000円)。文庫本の形で可愛いです。戯曲以外にもいろいろ掲載されていて、平田オリザさんと桑原さんの対談が読み応えアリ。戯曲『甘い丘』についての平田さんのご指摘には納得しきりでした。目の前で自作を講評されるのってありがたいことですね(桑原さん、勇気あるな~・・・)。

20091106_amaioka_book.jpg
戯曲『甘い丘』

 桑原さんが脚本を書かれた(出演も)映画『ランブリング・ハート』は2010年1月公開です。

 ⇒CoRich舞台芸術!『甘い丘
 レビューは後ほどアップ予定。

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより。改行を変更。
 町はずれの丘の上に建つサンダル工場ではいつもゴムの溶ける匂いがたちこめ誰も人が寄りつかない。そこに働くのは 金と家族を持たない女たち。「孤独で枯れた女の巣」その場所を町の人びとはそう呼んだ。
 夜半になれば 煙舞う工場から 風に乗って働く女たちの笑い声とあの溶けたゴムの匂いが丘をすべりおりてくる。それはどこか 汚く甘く 誘う薫りである。
 ≪ここまで≫


KAKUTA第20回公演 第52回岸田國士戯曲賞、最終候補作品、再演。
出演:椿真由美(青年座)、成清正紀、若狭勝也、原扶貴子、佐藤滋、高山奈央子、大枝佳織、野澤爽子、横山真二、馬場恒行、桑原裕子、村上航(猫のホテル)、三谷智子(文月堂)、高島雅羅
脚本・演出:桑原裕子 舞台監督:野口毅 村岡晋 照明:西本彩(青年団) 音響:島貫聡 内野智子 舞台美術:田中敏恵 大道具:(有)イトウ舞台工房 演出助手:田村友佳 山崎総司 演出部:佐賀野雅和 選曲:真生 衣装:山崎留里子 小道具:高津映画装飾(株) アンダースタディ:ヨウラマキ 宣伝美術:川本裕之 宣伝写真:相川博昭 Web:Ngvaiiton.com 制作助手:宮崎由 制作:前川裕作 堀口剛 眞覚香那子 企画・製作:K.K.T
【休演日】11月4日【発売日】2009/09/26 前売3500円  当日3800円  先行発売3200円(おまけCDつき) 9/18(金)・19(土)・20(日) サービスデー3000円  学生割引3000円  劇場友の会3300円(サービスデーは2800円) ※世田谷区民3400円(サービスデーは2900円)
http://www.kakuta.tv/amaioka/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2009年11月06日 11:33 | TrackBack (0)