Nextが編集・発刊する「厳選シアター情報誌Choice!」は、映画と舞台の情報を掲載するフリーペーパーです。劇場の折り込みチラシにも入っています。
演劇ジャーナリストの徳永京子さんが選ぶお薦め舞台の紹介ページは、毎月1日発行のメルマガの参考にさせていただくこともあります(発行前に入手できた場合)。
いま配布されている11月号で徳永さんが「F/T09秋」(⇒記者発表、現時点のレビュー⇒1、2、3、4)について書かれている文章のタイトルは、、「トーキョーか送受信する、世界基準の感性と表現」。
日本のエンターテインメント界における演劇の位置づけに言及した上で、「日本の演劇は数も質も世界と肩を並べる」理由を述べる、非常に説得力のあるものでした。そして日本のエンタメ全般に対する鋭い指摘をしながら、「F/T09秋」の魅力の本質を語られています。少ない文字数の中に大事なことが凝縮されており、何度も読み返しました。
友人・知人からの「演劇ってマイナーだよね」「演劇の何が面白いの?」などといった意見や質問に対して、明確な言葉がすぐに出てこない私には、とても必要なものでした。ご興味持たれた方はぜひご一読を。
※Choice!は11月号で一時休刊し、2010年春にリニューアル創刊します。
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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