文部科学省が「事業仕分け」対象事業についての意見(パブリックコメント)募集をしています。関連記事⇒1、2、3、4、5、6、7
〆切が近づいてきましたので、このエントリーに送り先メールアドレス、件名などをまとめてみました。
パブリックコメントは11/25の時点で14,000件以上届いていたようです。残念なことに文化についてのメールは非常に少ないとのこと(シンポジウムでの鈴木寛さんの発言より⇒【緊急告知】第1回事業仕分けに関する助成金フォーラム)。
「事業仕分けへの意見募集」〆切は12/15(火)です!※メールのみ
ほんのひとことでもいいと思います。よかったらご意見をメールで届けてください。
⇒「同じ小沢だから」征爾さん、一郎氏に抗議(読売新聞)
⇒団十郎が仕分け「待った」民主党乗り込む(朝日新聞)
⇒桂歌丸さん、事業仕分けに反発(TBS News)
⇒牧阿佐美さん「新国立劇場は世界への窓 仕分け「予算縮減」に反論」(朝日新聞)2009/12/16加筆
■文部科学省 平成21年11月16日
「行政刷新会議事業仕分け対象事業についてご意見をお寄せください」(⇒公式ページ)
件名:事業番号、事業名を記入のこと。
事業番号3-4 「独立行政法人・日本芸術文化振興会関係」
※(財)新国立劇場運営財団、(財)おきなわ運営財団、芸術創造・地域文化振興事業、子どものための優れた舞台芸術体験事業、芸術文化振興基金事業のことです。
送信先:nak-got(アットマーク)mext.go.jp
宛名:中川正春・後藤斎
件名:事業番号、事業名を記入のこと。
事業番号3-5(1)「芸術家の国際交流」
事業番号3-5(2)「伝統文化子ども教室事業」
事業番号3-5(3)「学校への芸術家派遣」、「コミュニケーション教育拠点形成事業」
送信先:nak-got(アットマーク)mext.go.jp
宛名:中川正春・後藤斎
【つぶやき】
専門的なことがわからなくても、観客だからこそ伝えられることがあるのではないかと思います。
例:事業番号3-5(1)「芸術家の国際交流」について
文化庁の新進芸術家海外研修制度で留学した演劇人というと、野田秀樹さんや野村萬斎さん、鴻上尚史さんのお名前がよく上がります(⇒文化庁「新進芸術家海外研修制度・これまでの主な派遣者」)。最近だと長塚圭史さんですね。でも留学されているのは有名な劇作・演出家だけではありません。
演出家だと新国立劇場の前・現芸術監督である栗山民也さん、鵜山仁さん、照明家では沢田祐二さん、勝柴次朗さん、美術家では妹尾河童さん、島次郎さん、二村周作さんなど。有名演劇賞の受賞者に名を連ねる錚々たるアーティストの方々です。小劇場界だと、青年団系の新鋭演出家の間でひっぱりだこの美術家・杉山至さんや、ドイツから帰国したばかりの照明家・木藤歩さんも在研会の一員です(⇒帰国後最新作レビュー)。
仕分け人いわくの「投資の効果」は、彼らの素晴らしい仕事を鑑賞している、私たち観客がよくわかっているはずです。
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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